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もんまるとるののるう゛ぁんどおり モンマルトルのノルヴァン通り
ユトリロはこのモチーフをさまざまな角度から何度も作品にしている。この絵を見ることで、私たちはユトリロの白の時代に入り込むことになる。ここはユトリロの人生にとって重要な意味をもつ古きよきモンマルトルの真ん中である。モンマルトルのテルトル広場やサクレ=クールは、ユトリロと家族であるヴァラドン、ユッテルの生活に欠かせない場所であった。建物の壁にはユトリロの数えきれないほどたくさんの思い出が染みついているとともに、19世紀の歴史的な事件が刻み込まれている。 窓は開いているが、何も入り込んでいかない。生も死もすべては、建物の外にある。鎧戸も窪んだ窓も、何も生きていないかのように押し黙ったままである。白壁は白くはなく、澄みきったものは何一つない。まぎれもない黒も、ここにはない。この絵は、自分がほかの人のために生きているのか、そうではないのかという、ユトリロによる自我の探究なのである。 それはほかの人たちの中に一つの自己を見いだすことである。自分は白くはないとしても、ほかの人たちも青いとは限らない。 町の中でのいさかい、自分との葛藤。じっと待つこと、不信−生きながらえ、さらに待つこと−そして無! 青や灰色や薔薇色のしみがついた、白の時代のユトリロの絵の建物の壁には、そうしたことのすべてが描き込まれている。赤ワインの入ったグラスでユトリロが味わった人生のように。(K.S.)
カテゴリー:作品
レリーフとは?【 美術用語 】 浮彫り(うきぼり)。平面を彫り込み、あるいは、平面上に形を盛り上げて肉付けした彫刻。彫り出された部分の肉の厚い高肉彫(厚肉彫、高浮彫)と、肉の薄い薄肉彫(浅肉彫、浅浮彫)がある。これらはともに陽刻(モティーフが彫囲より浮き上がらせて表わす技法)であるが、古代エジプトの沈め浮彫りや、肉合彫り(ししあいぼり)、インタリオなど陰刻(モティーフを地の面より彫りくぼめて表現する方法)によって、平面に起伏を与える技法もあり、また彩色される場合も多い。三次元の典型的な彫刻様式である丸彫り(対象を完全に三次元で構成し、全方向から見ることのできる立体表現)に比べて、絵画に接近した二次元的な彫刻といえる。特に薄肉彫においては、薄肉のうちに物体の厚みと奥行の深さを暗示するという独特の技術が必要とされる。浮彫りから派生し、類推して、平面上に凹凸、起伏を与えた造形表現全搬を指してレリーフということもある。また、絵画において物の厚みや奥行きを立体的に表現することをいう。 |
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