ぐるぐるアートワード
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原勝郎



原菊太郎



原健



原丹橋



原鵬雲







ハルス



ハルトフ



春日蜿々(白梅)



ハロルドジェニングス



版画集『大鴉』『大鴉』表紙



版画集『大鴉』胸像の上の大鴉−「パラスの像へと降り立った……」



版画集『大鴉』飛翔する大鴉:書票



版画集『大鴉』窓辺にて−「ここに私は鎧戸を開け放った……」



版画集『大鴉』椅子−「床の上に漂いつつ横たわるその影……」



版画集『大鴉』ランプの下で−「嘗て物寂しい真夜中に……」



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉1. フィリポ 邊梨保の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉10. タダイ 多駄伊の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉11. ヤコブ 也胡武の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉12. シモン 指聞の柵


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こんけのきょうかい ぶるたーにゅ

コンケの教会、ブルターニュ

作家名:モーリス・ユトリロ
制作年:1912年頃
技 法:油彩 キャンバス
このみごとな作品は、A.タバランの著書『ユトリロ』に図版が掲載され、ユトリロが画商のルイ・リボードとのやりとりで味わったいざこざについても詳しく書かれている。「…ユトリロが返事をしないので、リボードはこう書き送った。『もしあなたが私のところに作品を持参するなり、誰かに届けさせるのが気が進まないのであれば、私がそちらに伺いましょう。しかし、私が丘の上まで登っていくよりも、あなたが下りてくるほうがたやすいと私は思いますが』。それは彼の常套手段であった。ユトリロがとうとうモンマルトルの丘を下りてくると、リボードは声高に作品を渡してくれるように頼み、次いで山ほど文句を並べ、仕事がうまくいっていないと泣き落としにかかった。それからおしゃべりをし、下手に出た。『こちらからあなたの所に伺いますし、手紙も書きますよ』。例えばこういう手紙を書いている。『薪の束にもいろいろあるように、絵にもいろいろあります。私が去る1月13日と14日にあなたとヴァラドンさんから購入したのと同じような、またそのときあなたが売らずにとっておいたものと同じような、私が素晴らしいと確信できる質の高い作品をいただける場合には、どれにも同じ金額を喜んでお支払いいたします』。なんとせこいことか! さらにリボードは、この手紙でユトリロの絵を初めて見たときに、しっかりと心を捉えられたことにふれている。そして最後にリボードはこう勧めている。『ご承知のように、私がようやく設定したあなたの絵の値段の相場を下げることは、私たちのどちらにも利益になりません。しかし、もしあなたの作品を、しばらく手元にとどめて置くことができないか、商売をやっていくために短期間でそれらを売却せざるをえないような画商に渡されるようなことをなされば、間違いなくそういう事態になるに違いありません』。リボードはまた、いかにも彼らしいしつこさで、ユトリロの作品を最初に見る権利をもらいたいと懇願しにやってきた。それどころか週に一度、作品を見に丘を登っていくことに決めている。なんたるやり口!『彼はサロン・ドトンヌで一切作品を売らなかったし、よい作品は流通するより保持していたほうがいい』という理由をつけて、アンデパンダン展に出品した2点の作品に100フランという取るに足らない金額を示したこの男の、強引な要求に、ユトリロはさらに激しく反発するに至る」(K.S.)


カテゴリー:作品
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パピエ・コレとは?【 美術用語 】

貼り紙のことで、装飾紙の切片を画面に貼付する技法。分析的キュビスムから総合的キュビスムに移行し始めた1911,12年頃、ピカソブラックが用い始めた。キュビスムが分析的段階に至って抽象的な線の要素に解体した画面に現実感と日常性を回復させるため、新聞紙、切符、模様紙、レッテル、さらに羽毛、砂、針金などを貼りつけ、新しい造形効果と物体感を導入した。20世紀絵画におけるオブジェの意識の形成過程にとって重要な契機をなした技法である。のちにダダシュルレアリスムコラージュに発展した。コラージュは、貼りつけることを意味し、マックス・エルンストをはじめとするシュルレアリスムの作家たちが1920年代からよく利用した。本来相応関係のない別々のさまざまな「もの」を、最初の目的とはまったく別のやり方で結びつけ、異様な美やユーモアやロマネスク的な領域を絵画に導入した。現実の多様性を画面にとり込むための有力な手段のひとつである。

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