ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


山麓で羊といる少女



サン=ロック教会



サーレ



サー・ウィリアム・マクスウェル将軍の肖像



The Signified or If No.1



The Signified or If No.2



The Signified or If No.3



The Signified or If No.4



The Signified or If No.5



The Signified or If No.6



The Signified or If No.7



ザヴジェル



ザガッタ



雑誌「青騎士」



雑誌「自由」(ラ・リベルテ)



雑誌「微笑み」(ル・スリール)



雑誌「ル・ポンポン」



ザツキン



『ザ・ライフ・オブ・マン』



ザルテン


<前 (66/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


さのわのあかいかふぇ

サノワの赤いカフェ

作家名:モーリス・ユトリロ
制作年:1912年頃
技 法:油彩 キャンバス
「あのサノワの丘の高みからは遠くまで眺めが開けていて、光りの輪の中に少なくとも地上の七つの場所を見ることができる。しかし視線をもっと上にある村の方に向ければ、美観を損なうような看板や広告のない、ちょっとばかり立派な建物があるのに気づく。 そこには悩みに疲れた者や、モンマルトルの歓楽街につきものの酒の飲みすぎで少々くたびれた者たちがいる。僕もその病院に行き1912年の花咲く春が過ぎゆくころ、黙ってじっと静かにしていた。一流の先生が経営するこの病院では、てんかん患者やモルヒネ中毒者、凶暴症の者、そして放蕩で身をもちくずした障害者たちといった悲しい人たちの心の病を(たて不治といわれるものであっても)取り去ってくれた。 おいしい食事を摂り、殺菌されたきれいな水を飲み、居心地のよい部屋で寝起きし、ちょっとした公園で過ごし、いろいろな気晴らしがあるといったように、僕はそこでとてもよくしてもらった。昼食の後や午後の4時には、タバコを吸ったりコーヒーを飲むことも許されていた。ああ、どうして僕はあの優しい先生の心のこもった忠告を聞き入れなかったのだろうか。先生は僕に、すべての酒を控えるようにきっぱりと勧めてくれたのに。もし先生のいうとおりにしていたら、僕は人として恥ずべき渦の中に巻き込まれることはなかったことだろう」(K.S.)


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

古典主義とは?【 美術用語 】

語源は、古代ローマ市民の最高階級を意味するクラッシクス(classicus)。美術、文学、音楽、建築など広い分野にわたって使われ、明晰な秩序に基づく完成された表現を目指す様式傾向や芸術理念を意味する。17世紀フランスで芸術理論として高められ、現在では一般的な様式概念としても、歴史上のある特定の時期を示す概念としても用いられる。様式概念としての考え方としては、バロックに対立する表現様式として見る立場と、アルカイスム−古典主義バロックと展開する様式発展の一つと考える立場があるが、いづれもアルカイスムの素朴で生硬な表現やバロックの激しくダイナミックな表現に対して、合理的秩序に基づく統一性、安定した構築性、調和のとれた静かな表現等を古典主義の特質として挙げている。代表的な時代としては、紀元前5世紀のギリシア、ルネサンス、17世紀、18世紀末から19世紀初頭にかけてのフランスがある。様式概念として広く捉えた時、日本美術などの西欧美術以外の芸術に古典主義の時代を見い出したり、ピカソの「古典主義時代」など個人の様式に適用することがある。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

古典主義

キーワードを含む記事
36件見つかりました。

  ジャン=オーギュスト=ドミニック・アングル

  伊原宇三郎

  岩につながれたアンジェリカ

  オイディプスとスフィンクス(アングルによる)

  ジョン・コウク

  シャルル=ニコラ・コシャン(子)

  古典主義

  三人の女

  三人の女I

  三人の女II

  三人の女III

  写実主義

  新古典主義

  人物

  谷角日沙春

  稚児文殊

  ウィレム・デ・クーニング

  籐椅子に掛ける裸婦

  ウジェーヌ・ドラクロワ

  アンドレ・ドラン


<前   次>

徳島県立近代美術館2006