ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ






笠置季男



カサット



カサリーノ1 子供用椅子 NO.2000/0/1



傘を持つ小人



カサ・フローレス伯爵夫人の肖像



カサーラ



カサーラヴェルケカールサッセゴウシガイシャ



飾り罫



飾り皿



崋山画鑑定書



カザーティ侯爵夫人



カザールシャ



橿尾正次



柏原覚太郎



梶原緋佐子



春日部たすく



カストナー



カスバの男






<前 (33/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


あるじゃんとぅいゆからさのわへのみち

アルジャントゥイユからサノワへの道

作家名:モーリス・ユトリロ
制作年:1913年頃
技 法:油彩 キャンバス
「……ユトリロは、サノワのロゼ通り17番地にあるルヴェルテガ医師の病院に入院したところであった。そこは別荘ばかりがあり、極めて静かで感じのいい通りであった。ヌイイの市場にアスパラガスを出荷してかなりの資産を手にしたロゼ親爺は、土地を手に入れ、家を建て、通りをまるまる一本造ってしまい、それに大金持ちになった田舎者である自分の名前をつけたのである。ユトリロはルヴェルテガ医師の精神病院で、優しく熱意がこもっていて賢明な治療を受けた。軽い気持ちで逃げ出したりすることがないように、それとなく監視はされていたものの、ユトリロには病院を自由に出入りすることが許されていた。彼がオーボンヌ通りやパリ通り、サン=トゥアン=ロモーヌ通り、それに風車で知られる丘の絵になる斜面に画架を立てているのがよく見られた。 6月が過ぎ、7月がやってきた。ルヴェルテガ医師はユトリロの病気はブルターニュで夏を過ごすのになんら差し障りがないと考え、医師の友人である化学者のリシュモン・ショドワンに連れて行ってもらうようユトリロに勧めた」(K.S.)


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

マレーヴィッチとは?【 作家名 】

1878年、キーエフ近郊に生まれる。キーエフ・モスクワで絵を学び、ラリオノフに認められてグループ活動に参加。1913年、最初のシュプレマティズムの絵画を描いた。以後シュプレマティズムのを推進し、1918年、「白の上の白」の連作に達した。1919−22年、ヴィテブスク美術学校の教授となり、絵画をやめ、同校をバウハウス的なシステムに改革、教育活動に専念する。1927年、ベルリン美術展で特別陳列され、翌28年バウハウスから「非対象の世界」を刊行。モスクワのみならず、ヨーロッパの美術界に大きな影響を及ぼした。1835年、レニングラードで死去。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

マレーヴィッチ

キーワードを含む記事
7件見つかりました。

  芸術のイズム

  声のために

  シュプレマティズム

  抽象芸術

  2つの正方形の物語

  カジミール・マレーヴィッチ

  エル・リシツキー


<前   次>

徳島県立近代美術館2006