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アデイェミ



アデイェミ



アトランタ1945+50



アトランタ1945+50



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ぱりこうとうほういんふぞくかんごく おるろーじゅかがんどおり

パリ高等法院付属監獄、オルロージュ河岸通り

作家名:モーリス・ユトリロ
制作年:1920年頃
技 法:油彩 キャンバス
この素晴らしい作品から克明なレアリスムの時代に入る。ユトリロは空をできるかぎり入念に描いている。白くまだらな空、微かに見える群青色は、定規で正確に描かれた記念建造物のマッスの周辺で霞んでいる。鮮やかな色斑が施されたシルエットは作品を生き生きとさせている。モーリス・ユトリロはこの場所を知っていた。彼がアルコール中毒の危機に陥ったときに入れられたのが、ここの収容所だった。彼はここで勤務する医者に紹介され、アルコール中毒の治療を受けるため、精神病院に送り込まれた。 フランス革命時に刑事被告人はパリ高等法院付属監獄(コンシエルジュリ)に送られ、判決を待つのだった。そして多くの場合はギロチンでの処刑を宣告された。 パリ高等法院付属監獄は、裁判所の中の中世に建てられた部分にあたる。(T.N.)


カテゴリー:作品
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ドニとは?【 作家名 】

フランス、グランヴィルに生まれる。パリに出てアカデミー・ジュリアンに学び、ボナールヴュイヤール、ランソン、セルジェらと交友する。ポンタヴェンでゴーギャンの影響を受けて結成された、ナビ派の第1回展(1891年)に参加する。セザンヌへの傾倒も強く、作品テーマに「セザンヌ礼讃」(1900年)や「セザンヌ訪問」(1906年)がある。イタリア、ドイツ、スペイン、モスクワ、アルジェリア、アメリカ、カナダと旅行し、特にイタリアでは信仰と美の合致を見出す。宗教画や装飾画も手がける。1920年には国立美術協会宗教芸術部の副部長となる。装飾的、象徴的画面構成に特色がある。また美術理論家としても重要である。(「パリ・日本・メキシコ 埼玉県立近代美術館所蔵作品による」図録 1992年)

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