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ぱりこうとうほういんふぞくかんごく おるろーじゅかがんどおり

パリ高等法院付属監獄、オルロージュ河岸通り

作家名:モーリス・ユトリロ
制作年:1920年頃
技 法:油彩 キャンバス
この素晴らしい作品から克明なレアリスムの時代に入る。ユトリロは空をできるかぎり入念に描いている。白くまだらな空、微かに見える群青色は、定規で正確に描かれた記念建造物のマッスの周辺で霞んでいる。鮮やかな色斑が施されたシルエットは作品を生き生きとさせている。モーリス・ユトリロはこの場所を知っていた。彼がアルコール中毒の危機に陥ったときに入れられたのが、ここの収容所だった。彼はここで勤務する医者に紹介され、アルコール中毒の治療を受けるため、精神病院に送り込まれた。 フランス革命時に刑事被告人はパリ高等法院付属監獄(コンシエルジュリ)に送られ、判決を待つのだった。そして多くの場合はギロチンでの処刑を宣告された。 パリ高等法院付属監獄は、裁判所の中の中世に建てられた部分にあたる。(T.N.)


カテゴリー:作品
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ルペールとは?【 作家名 】

父、フランソワの下で修業を積み、幼いルペールは13歳で『マガザン・ピトレスク』誌や『イリュストラシオン』誌のために挿絵を描き始めた。1879年以後、木版工房を設立したが、1885年にオリジナル版画をつくることに専念した。ルペール木版画の復興に力となって、日本から学んだ板目木版の技法や水性インクの使用法を開発した。彼の作品を通してシャルル・モーラン、アンリ・ゲラールアンリ・リヴィエールなどの芸術家たちがその技術を取り入れた。ルペールは1888年に『エスタンプ・オリジナル』誌を発行し、1889年には画家=版画家協会、1896年には木版画家同業協会の創立メンバーとなり、『版画(イマージュ)』誌の創刊を手伝った。(P.F.)(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)

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