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たにかど ひさはる 谷角日沙春
1893年兵庫県に生まれる。1971年没する。本名は久治(きゅうじ)。京都に出て菊池契月に入門。1918(大正7)年第12回文展(文部省美術展覧会)に初入選。1920年には東京に移り、社会の底辺に生きる女性を主題とした妖艶さと倦怠感の混じり合った人物像を描き、帝展(帝国美術院美術展覧会)に出品。画壇の注目を集めた。関東大震災後は、京都にもどり契月塾に再入門し、新古典主義的な端正な画風に転換。1933年の第14回帝展では特選となった。戦後は画壇を離れ、仏画を描く他、対象を直線によってデフォルメした構成的な人物表現を追求した。
カテゴリー:作家
ドランとは?【 作家名 】 フランス、シャトゥーに生まれる。アカデミー・カリエールやアカデミー・ジュリアンで学ぶ。マティスとは旧知の間柄。1900年ヴラマンクと知り合い共同のアトリエで制作する。1905年夏のマティスとの共同製作を経て、その秋、フォーヴィスムの名称がおこったさとれるサロン・ドトンヌに出品する。1907年ピカソ、ブラックらとの交流を通じて、キュビスムや黒人彫刻の影響を受ける。その後セザンヌの作風に近づくが、1911年以降はルネサンスの影響を受ける。また、1920年ごろからは、ドラクロワのロマン主義とコロー、クールベらの写実主義を折衷した、新古典主義風の独自の作風を確立する。(「パリ・日本・メキシコ 埼玉県立近代美術館所蔵作品による」図録 1992年) |
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