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吉川観方



吉田登穀



吉田白嶺



吉田博



吉田芳明



吉田穂高



吉田善彦



吉野辰海



吉野川



吉野川から眉山を望む



吉原治良



吉原英雄



吉村順三



依田順子



四つの岬を結ぶ



四谷シモン



淀井敏夫



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米原雲海



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むーらんどらぎゃれっと

ムーラン・ド・ラ・ギャレット

作家名:モーリス・ユトリロ
制作年:1931年頃
技 法:油彩 キャンバス
ユトリロは生涯のあらゆる時期にここをモチーフに取り上げ、約350点を数える《ムーラン・ド・ラ・ギャレット》を制作している。ほかにモンマルトルやサノワ(ブルターニュ)の風車も描いている。 「……ああ、確かに彼はこのダンスホールをしばしば描いたが、それは外観のみであった。もしルノワールならここをテーマにして、色彩、素敵な女性、魅力的な音楽、あふれる光、そして青春と笑いと口づけの比類ない饗宴を創り出したことであろう。しかしユトリロは、ここの入り口と風車の骨と、生きた魂をもたない寂しい物たちしか描こうとしなかった。ユトリロ、彼は哀れな終焉を遂げた物たちを、夜の闇の中で探しては控えめに集めて歩く廃品回収者なのである……」(K.S.)


カテゴリー:作品
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スーパーリアリズムとは?【 美術用語 】

ハイパーリアリズムとも言う。「リアリズム以上のリアリズム」の意味で、第二次大戦後の美術の傾向のひとつ。1960年代から70年代にかけて欧米、特にアメリカを中心に現われた動向で、抽象表現主義の対極的反動として現われたもの。ポップ・アートや、人体を写実的に描くフィリップ・パールスタインのニューリアリズムなどの影響がうかがわれる。実物とみまがうばかりの完全な再現から、細部のクローズアップによる細密描写や、機械的複製の応用などさまざまな手法があるが、基本的には、写真を利用し、人物、都市のシーンなどを主観をまじえずに克明に描写したり、本物そっくりの人間像を作ったり、物体の質感、光沢を再現しようとしたりする。これらは、またシャープ・フォーカス・リアリズム、フォト・リアリズム、フォト・アートなどとも呼ばれる。一面においては、現代のコピー文化を反映するものともいえるが、その目指す方向は作家によって大きな幅がある。代表的作家としてはチャック・クロースリチャード・エステス、ドゥエン・ハンソンなどがあげられる。

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