ぐるぐるアートワード
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海陸戦斗図



帰り来る舟



花下躍鯉図







かがみ込んだ裸婦



鏡の前の装い



輝く光の中 No.4



かきつばたと蛙『エスタンプ・オリジナル』誌第8号より



書きものをする娘



郭子儀



角ばった肩の生きもの



『革命に奉仕するシュルレアリスム』誌 第5号



革命のためのシュルレアリスム 1-6号(2号欠)



家具つきホテル



家具デザインスケッチ 7点



かぐやひめ



掛井五郎



夏景山水図



影シリーズ 石と影



影シリーズ 右近の葉と影


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かびん

花瓶

作家名:モーリス・ユトリロ
制作年:1936頃
技 法:油彩 キャンバス
ユトリロが花の作品を描き始めたのは1920年、もっと正確に言えばポーウェル夫妻と知りあい友人になった後の1920年9月であると、躊躇することなく指摘できる。彼はとても可愛い薔薇の花束を描いた1点のグワッシュを彼女にプレゼントした。献辞には次のように書いてある。 「ポーウェル夫人へ。美しい貴方の傍に置かれ、この目立たぬ花々はあなたの顔の艶で生き生きと見えるでしょう」。 彼は花を主題にした絵を好むようになったが、それはリュシー・ポーウェルが未亡人になり2年後の1935年に結婚したときに顕著になった。彼女にプレゼントする機会がある度に、彼は花の作品を描いた。そしてその機会はたくさんあった。二人の20年の結婚生活で、彼が妻に送った花の作品がどんなに多いかを私は思い出す。 祝日などには彼は時折近親者にも花の絵をプレゼントした。サシャ・ギトリィをはじめとする愛好家たちは、ユトリロの花束の作品を大切にコレクションの中に収めていた。(T.N.)


カテゴリー:作品
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ラファエルとは?【 作家名 】

1933年アメリカに生まれる。1953−54年、クーパー・ユニオンで学ぶ。1956年、エール大学卒業。カリフォルニア大学デイヴィス校、スクール・オブ・ヴィジュアル・アーツほかで教職歴がある。フランス在住。ラファエルのひときわロマンティックな花の絵画と風景画は、フォトリアリズム特有の客観的な性格に表現的でペインタリーな側面を持ちこんだ。ラファエルとマルコム・モーリーは写真をそっくりコピーして描いた最初の画家である。(「アメリカン・リアリズム」図録 1992年)

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