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とるしあんう゛ぁろわのきょうかい かわいいせいたいはいじゅしゃ トルシ・アン・ヴァロワの教会、かわいい聖体拝受者
この白い教会はまぎれもなく、ユトリロが神に帰一融合したいという神秘主義を最も強く描き込んだものである。汚れのない白い色の簡素な形をした建物は道と塀に沿っており、左の鉄柵の向こうは墓地になっている。ユトリロは、大げさなところのまったくないこの教会を壮麗なものに変えている。批評家はユトリロについて極めて的確に、こう分析している。「彼はフランスをぐるっと回ってきたところで、我々に傑作を見せてくれている友人といったところである」 この絵はまったくシンプルに描かれているように見えるが、細心の注意を払って仕上げられている。羊のような乳白色の雲の流れる空は、ところどころ灰色の濃淡で下塗りがなされて、少し暗く描かれている。ここでは、さまざまな絵具が混ぜ合わせられている。白は黄色みを帯びており、青と緑には絹のように光沢のある灰色が加筆されている。深い黒とイエロー・オーカーは、細かい土色のタッチで引き立てられている。(K.S.)
カテゴリー:作品
フレスコとは?【 美術用語 】 壁画製作技法のひとつ。フレスコとはイタリア語で「新鮮な」という意味。現在では、漆喰壁に描かれた壁画の総称として用いられることも多いが、本来はそのうちで、下地となる漆喰壁がまだ乾かないうち(すなわち湿っていて新鮮なうち)に水で溶いた顔料で描いていく方法をいう。この方法では、絵具が漆喰の表層に浸透し、乾燥するにつれて固着し、壁と一体となってしまうので、壁自体が破壊されない限り存続することとなる。剥落の心配もないのでモニュメンタルな壁画を描くための最良の方法といえる。手順としては、まず漆喰で壁の粗塗りを行い、その上に小型の素描から拡大したシノピアという実寸大の下書きを行う。あるいは、カルトンと呼ばれる実寸大の下図を用意する。彩色にあたっては、その日に製作できると予定した面積だけ上塗の漆喰を塗り、その上塗りが乾かないうちに、顔料を水だけで溶いて描いていく。短時間に、しかも修正がきかないので適確に仕事が行われるため技術と修練が必要である。 |
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