ぐるぐるアートワード
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アペル



阿房宮図



アマタシャ



雨田光平



網打つ人 - II



編革ひもシートのインスブルック・ローデルそり



編物をする羊飼いの女(羊飼いの女、大)



アムステルダム国立博物館1







雨のために



アメリカセイ



アメリカの風景



荒井寛方



洗い髪



荒川修作



荒木寛畝



荒木十畝



荒木高子



荒木珠奈






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 作家(1701)

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う゛ぉじらーるどおり

ヴォジラール通り

作家名:モーリス・ユトリロ
制作年:1945年頃
技 法:油彩 キャンバス
この油彩画は、ユトリロの都会的な光景への嗜好を反映している。それは工場の煙突、労働者街というユトリロの世界である。ここではすべてが完全に幾何学的に構築されており、窓や屋根、塀や壁がバランスよく調和している。 赤いストッキングをはいた赤毛かブロンドの女性が一人、車道の左側をこちらに向かって歩んでくる。これはユトリロが何度か描いた幻である。木々はある意味で、ユトリロの内包する命を示している。それらは色の面の上に描かれ、画面の単調さを破っている。オーカーや黄褐色は灰色や赤、青と対置されており、工場の煙突は男性のシンボルであるかのように屹立している。ユトリロがこの風景によって、入院中の胸を締めつけられるような苦しい体験を思い出していたことが、画面から感じとれる。この絵には悲しい詩情が漂っている。(K.S.)


カテゴリー:作品
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アペルとは?【 作家名 】

1921年オランダに生まれる。2006年没する。1940年から43年にかけて、国立美術アカデミーで学ぶ。1946年にはオランダで初個展を開き、パリのサロン・ド・メにも出品。1948年にはアレシンスキー、コルネイユらと共に、コブラ(参加した画家達の出身地コペンハーゲン、ブリュッセル、アムステルダムの頭文字をつなげたもの)を結成する。戦後の抽象における表現主義的傾向を代表するこのグループは、個人的幻想を直接に表現しようとした。アペルは、ナイフで絵具をキャンバスに叩きつけたり、ひきずったりして描いた。民族芸術や子供の絵にも興味を示し、色や線というよりは創造行為の熱っぽさを反映した荒々しいイメージを重視した。アンフォルメルや、日本の具体グループ、またアメリカの抽象表現主義との関わりもよく指摘されるところである。1954年にはベネチア・ビエンナーレで奨励賞を受賞、58年にはパリ、ユネスコ本部の壁画も手がける。また世界各地で個展が開かれている。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)

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  石原友明

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  トーマス・シュトゥルート

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徳島県立近代美術館2006