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う゛ぉじらーるどおり ヴォジラール通り
この油彩画は、ユトリロの都会的な光景への嗜好を反映している。それは工場の煙突、労働者街というユトリロの世界である。ここではすべてが完全に幾何学的に構築されており、窓や屋根、塀や壁がバランスよく調和している。 赤いストッキングをはいた赤毛かブロンドの女性が一人、車道の左側をこちらに向かって歩んでくる。これはユトリロが何度か描いた幻である。木々はある意味で、ユトリロの内包する命を示している。それらは色の面の上に描かれ、画面の単調さを破っている。オーカーや黄褐色は灰色や赤、青と対置されており、工場の煙突は男性のシンボルであるかのように屹立している。ユトリロがこの風景によって、入院中の胸を締めつけられるような苦しい体験を思い出していたことが、画面から感じとれる。この絵には悲しい詩情が漂っている。(K.S.)
カテゴリー:作品
水彩画とは?【 美術用語 】 広義には、水溶性の展色剤で練った顔料を使って制作された絵画をさす。古代エジプトのパピルス画、東洋画の紙本・絹本の類、中世ヨーロッパの彩色写本の挿絵など古くから世界各地で広く利用されてきた。狭義には顔料とアラビアゴムを練り合わせた絵具(水彩絵具という)で描いたものをいい、より狭義には、水彩絵具を透明水彩絵具と白色顔料を加えた不透明水彩絵具(グワッシュ)に分け、前者のみを指す。透明水彩は特に精選した微粉の顔料を用い粘り気が少なくなるように練ってある。水彩絵具の特性は透明なことで明るい色を表現する場合は、水で薄めるだけで、薄い絵具の層を通して画用紙その他の支持体面から光が多く反射して明るく見える。不透明水彩の場合は白を加える。単色で仕上げる水性絵具としては、茶色のビスタや、いかの墨から作る焦げ茶色のセピアを使ったものがよく知られている。18世紀から19世紀初頭のイギリスで大きな発達をとげ、特にターナーは油絵に劣らない色の明るさと鮮かさを表現する水彩技法を作り上げた。 |
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