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ひじかけいすにすわるらふ

肘かけ椅子に坐る裸婦

作家名:パブロ・ピカソ
制作年:1964年
技 法:油彩 キャンバス
<流砂>と同じ年に描かれた油彩画。ピカソの晩年に特有の自由奔放な筆使いが見られる。モデルは定かではない。しかし、この作品が描かれたのは1964年の5月10日から15日であり、これに先立つ同じ5月の2日から 10日にかけて、ピカソはジャクリーヌをモデルにした油彩画を何点か連続して描いていることから、この作品もおそらくジャクリーヌがモデルではないかと推測される。(※)この時期、版画や素描に限らず、ピカソは画家とモデルのテーマで多くの作品を残しており、この1964年にも集中的にこのテーマで描いている。この作品は女性の単体の裸婦像ではあるが、画家とモデルの系譜につながる作品であると考えられる。※The Picasso puroject,ed. Picasso’s Paintings, Watercolors, Drawings and Sculpture. A Comprehensive Illustrated Catalogue 1885-1973. San Francisci:Alan Wofsy Fine Arts, 2002. pp.40-44


カテゴリー:作品
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アーキペンコとは?【 作家名 】

1887年ロシアに生まれる。1964年没する(ニューヨーク)。キエフ、モスクワで学んだ後、1908年パリに渡る。古代エジプトや中央アジアの彫刻に興味を持つとともに、キュビスムの影響を受け、彫刻と絵画の融合を目指す。1921年にベルリンに移り、アートスクールを開く。1923年渡米、1928年アメリカ国籍となりニューヨークにアートスクールを開き、後進の指導を行う。1948年アクリルによる透明な立体に着手し、電光と組み合わせるなど、彫刻に新分野を拓いた。リプシッツムーアなどの多くの彫刻家がその影響を受けた。

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