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むだい 無題
消火器とゴミバケツ。どちらも共通した特徴は、部屋の片隅に収まりがよいことくらいのもので、これら二つの出会いは、ましてやそれが展示室の中ともなれば奇妙にうつるのが当たり前だろう。加えて、ゴミバケツは今さきに人がなにかを投げ入れたかのように、その余韻を残している。ゆらゆらゆら。作家はこれらにもう一つのタイトルを授けている。”男と女”である。消火器から伸びているゴムホースはゴミバケツに触れ、ゴミバケツは消火器の隣でのんきに、幸せそうにスウィングしている。
カテゴリー:作品
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ゲロ・グリースとは?【 作家名 】 1951年、マールブルクに生まれる。5つの市に移住、8つの学校を転校した後、高校を卒業。絵画をミュンヘン美術アカデミーに学ぶが卒業せずミュンヘンのLMUで医学を学ぶ。1985年から劇場のプロダクションの仕事を行なう。1983年、ベルリンに移住。1988年からフリーランスの美術関係の仕事を行なう芸術家集団「ディー・アンヴァイズング(指向者)」のメンバー。現在、ベルリンに在住、生活活動に従事。(「ベルリン・アート・シーン」図録 1992年) 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
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