ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


アッベマ



吾妻兼治郎



アデイェミ



アデイェミ



アトランタ1945+50



アトランタ1945+50



アトリエ前の庭



アドゴ



アドラー



アナツイ



アナパ



アバカノヴィッチ



アバロス



アフォラビ



アフリカセイ



アブウー



アブストラクション・クレアション



アブドゥラマーヌ



阿部展也



アベールディス


<前 (4/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


むだい

無題

作家名:ゲロ・グリース
制作年:1991年
技 法:ミクスト・メディア(消火器、ゴミバケツ)
消火器とゴミバケツ。どちらも共通した特徴は、部屋の片隅に収まりがよいことくらいのもので、これら二つの出会いは、ましてやそれが展示室の中ともなれば奇妙にうつるのが当たり前だろう。加えて、ゴミバケツは今さきに人がなにかを投げ入れたかのように、その余韻を残している。ゆらゆらゆら。作家はこれらにもう一つのタイトルを授けている。”男と女”である。消火器から伸びているゴムホースはゴミバケツに触れ、ゴミバケツは消火器の隣でのんきに、幸せそうにスウィングしている。


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

ホフマンとは?【 作家名 】

1870年、モラヴィアのブルトニッツェで生まれる。 オーストリアの建築家。師オットー・ヴァグナーの合理主義的な造形原理を長く継承したが、ホフマン自身は、禁欲的なロースのスタイルとは対照的な優雅さや繊細さを好む傾向があった。手工芸に関心を示し、1899年以降、ウィーン工芸学校で教鞭をとり、またウィーン工房の創立者の一人に名を連ねた(1903)。1897年にはオルブリヒらと「ウィーン・ゼツェッション」を組織。この頃にはマッキントッシュらのグラスゴー派から影響を受け、またアール・ヌーヴォーの造形原理をやや遅れてオーストリアに導入するのに努力した。1905年にゼツェッションが分裂したときにはクリムトのグループに加わった。代表作は、陸屋根の厳格な形態を見せるプルケルスドルフ・サナトリウム(1903)、ブリュッセルのストックレー邸(1905)。1914年にはドイツ工作連盟のケルン展にオースリトア館を出展、戦後の1920年には、ウィーン市建築官となる。ル・コルビュジエやバウハウスの新様式が力を得はじめるにつれ、ホフマンの個性的な作品はやや時代遅れとみなされるにいたり、彼自身も新傾向の純粋主義的な禁欲的なスタイルに歩調を合わせた。1956年、ウィーンで歿。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

ホフマン

キーワードを含む記事
65件見つかりました。

  「アート・リバイバル・イン・オーストリア」

  ウィーン工房

  「ウィーン工房年鑑」

  「ウィーン分離派の8年間」

  オットー・ヴァーグナー

  エドゥアルト・ヨーゼフ・ヴィンマー=ヴィスグリル

  ヨーゼフ・マリア・オルブリヒ

  家具デザインスケッチ 7点



  片瀬和夫

  「近代住宅とその造作」

  グスタフ・クリムト

  アントン・クリンク

  「グスタフ・クリムト」

  レッド・グルームス

  メーラ・ケーラー

  オスカー・ココシュカ

  ブロンシア・コラー=ピネル

  「コンコーディア舞踏会」

  コーヒーポット


<前   次>

徳島県立近代美術館2006