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むだい 無題
日常私たちが使い慣れているもの、見慣れたものが、あるとき不思議に見えてくる瞬間があることを、経験した人はすくなくないだろう。とりわけ幼い子供の目に映る物質世界の不思議な現象は万国共通で、私たちは恐怖感と好奇心の混ざった独特の感覚を思い出すことができるだろう。イヴォンヌ・ヨークルは身の回りの物、例えばここでは台所にたやすく見付けることが出来る小鍋を取り上げている。小鍋の蓋を何物かがそっと持ち上げている。日常に潜む、非日常とでもいえそうな経験をかたちにした、郷愁と霊魂の世界とが一体となっているかのような作品である。
カテゴリー:作品
島成園とは?【 作家名 】 大阪府に生まれる。本名は成栄。日本画家である父の栄吉らが描くのを見て絵を独習し、やがて北野恒富(きたの つねとみ)らとの親交によって独自の画風を築いてゆく。女性や子供を温かいまなざしでとらえた作品を特徴とし、1912(大正元)年の第6回文部省美術展覧会(文展)で〈宗右衛門町の夕〉が入選したのを皮切りに、大阪画壇における優れた女性作家の一人として活躍する。(「美人画の雪月花展」作家略歴パネル、2019年) |
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