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影シリーズ ススキと影
影シリーズ 砂と影
影シリーズ 菜の花と影I
影シリーズ 浜辺の葉と影
影シリーズ 都わすれと影
影の自画像
過去も未来もない中心 I
過去も未来もない中心 II
かご
籠
笠置季男
カサット
カサリーノ1 子供用椅子 NO.2000/0/1
傘を持つ小人
カサ・フローレス伯爵夫人の肖像
カサーラ
カサーラヴェルケカールサッセゴウシガイシャ
飾り罫
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崋山画鑑定書
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(1)
せっけんのみちD)こういのだんぺん" ひょうてき"
石鹸の道d)行為の断片”標的”
作家名:
ノーベルト・シュトゥック
制作年:1987年
技 法:弾痕のある石鹸 木 厚紙の箱
作家にとって石けんという素材は、非常にメタフォリカルで重要な意味を持つ。石けんはキ
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教における原罪、汚れを洗い流すものであると同時に、ドイツの民としてはユダヤ人の虐殺につながる重く、苦い想いでに繋がってゆく。ユダヤの民の脂から石けんがつくられたという、目を背け、あるいは耳をふさぎたくなるような歴史の事実にむかって弾丸を打ち込むかのような作家の行為の痕跡を追体験させる作品である。石けんの固さは人体のそれとほぼ等しい固さであるという。重い問いかけを孕んだ作品であるといえるだろう。
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作品
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