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ムーラン・ド・ラ・ギャレット
メイドメント
メヴィストのラ・ゲテ劇場におけるコンサート用ポスター
メカノ(2点組)
メガネ
メキシコセイ
巡る神殿−人工の島のために
メゾチント
メッツァンジェ
メッツェル
メデューズ号の筏[テオドール・ジェリコーの原画による]
メナム河畔に出現する水族館
目の服1
目の服4
目の服5
目の服6
メルシエ
メレジュ
メンペス
メーゲリン
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●もくじのさくいん
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か
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すべて
作家
(1701)
作品
(1851)
美術用語
(163)
その他
(1)
せっけんのみちD)こういのだんぺん" ひょうてき"
石鹸の道d)行為の断片”標的”
作家名:
ノーベルト・シュトゥック
制作年:1987年
技 法:弾痕のある石鹸 木 厚紙の箱
作家にとって石けんという素材は、非常にメタフォリカルで重要な意味を持つ。石けんはキ
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教における原罪、汚れを洗い流すものであると同時に、ドイツの民としてはユダヤ人の虐殺につながる重く、苦い想いでに繋がってゆく。ユダヤの民の脂から石けんがつくられたという、目を背け、あるいは耳をふさぎたくなるような歴史の事実にむかって弾丸を打ち込むかのような作家の行為の痕跡を追体験させる作品である。石けんの固さは人体のそれとほぼ等しい固さであるという。重い問いかけを孕んだ作品であるといえるだろう。
カテゴリー:
作品
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