ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


山麓で羊といる少女



サン=ロック教会



サーレ



サー・ウィリアム・マクスウェル将軍の肖像



The Signified or If No.1



The Signified or If No.2



The Signified or If No.3



The Signified or If No.4



The Signified or If No.5



The Signified or If No.6



The Signified or If No.7



ザヴジェル



ザガッタ



雑誌「青騎士」



雑誌「自由」(ラ・リベルテ)



雑誌「微笑み」(ル・スリール)



雑誌「ル・ポンポン」



ザツキン



『ザ・ライフ・オブ・マン』



ザルテン


<前 (66/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


いほうじんのほうもん

異邦人の訪問

作家名:ヴィック・ジャンティ
制作年:1965年
技 法:白いピアノの天蓋、メトロノーム、焼け焦げた木
テーブルや椅子の脚、ピアノの鍵盤や蓋、・・・ヴィック・ジャンティの作品はこういった廃材によって造られる。もともと画家として出発したジャンティは、表現主義シュルレアリスムの影響を受けた絵画作品を制作していたが、1960年代に入ってピアノのハンマーや鍵盤の部分を配置したレリーフ状の作品を制作し始めた。そして、60年代の終わり頃から様々な木材を組み合わせて人物を作るようになる。ルーベンス、アンソール、デルヴォーレイ・チャールズなど有名人を讃えての作品も多い。既成の部品をあまり手を加えることなく組み合わせて作り上げられたその作品は、一見できあがった形の方に重点が置かれているように見えるが、それでいて廃材を使ったという素材の持つ面白さがあり、一種のポエジーをたたえている。(「ベルギー現代美術展」図録 1994年)


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

木版画とは?【 美術用語 】

木を版材とする版画で、ふつう凸版として利用する。版画としては最も古い歴史を持っており、中国では7世紀、日本では8世紀、また西欧では15世紀初頭まで遡ることができる。縦換きした版木を使う板目木版と、輪切りして得られる木口を使う木口木版がある。板目木版の版材には、桜、桂、朴などの広葉樹種が、堅さも組織も一定しているため適している。木目が平行しているものを柾目、平行していないものを板目というが、ともに板目木版である。彫刻刀を用いて版をつくるが、最近は、電動のこぎりで切断した形象を使ったり、伝統的な凸版技法に凹版技法をとり入れるなど表現の可能性を広げている。木口木版は、黄楊や椿のように年輪のしまった均質な密度を持つ堅い木を版木に使う。回転させながら彫刻ができるクッサン(レザー・パット)の上に版木を置いて、ビュランで彫刻する。印刷は、板目木版より強い圧力を必要とする。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

木版画

キーワードを含む記事
106件見つかりました。

  網打つ人 - II

  ルドルフ・イェットマー

  伊上凡骨

  宇治山哲平

  マリー(ミッツィ)・フォン・ウヒャチウス

  フェリックス・ヴァロットン

  『エスタンプ・オリジナル』誌第5号の表紙デザイン

  エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー

  小作青史

  ジョルジュ・オリオール(ジャン=ジョルジュ・ユヨ)

  エミール・オルリク

  恩地孝四郎

  「オーストリア・ハンガリー帝国印刷局 1804-1904」

  オートゥイュ鉄橋より−『エッフェル塔三十六景』のための習作

  「悲しい一小節」



  ルドルフ・カルヴァッハ

  マキシミリアン(マックス)・クルツヴァイル

  カール・クレネク

  黒崎彰


<前   次>

徳島県立近代美術館2006