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ひこうき 飛行機
パナマレンコは自らを「億万長者の飛行士」と称し、空を飛ぶ発明品を作り続けている作家である。以前から自然科学に興味を持ち、パンアメリカンをもじって自らの名前としてきた彼は、当初はハプニングなどを中心に活動してきたが、1967年に最初の飛行機を制作して以来今日見られるようなスタイルを確立した。飛行機以外にも、ニュートン力学を否定した独自の理論に基づく宇宙船のモーターや、潜水器具、電気仕掛けの鳥、空飛ぶ自動車などを制作している。パナマレンコの作る機械はその難解な理論にもかかわらずジュール・ヴェルヌなどの古い空想科学小説から抜け出して来たかのような素朴さを持っており、またそこからは創造のプロセスが透けて見える。それだけに科学に対する夢や驚きが感じられる。(「ベルギー現代美術展」図録 1994年)
カテゴリー:作品
ベラとは?【 作家名 】 ザイール南部にあるシャバ州の中心都市であるルブンバシ(旧エリザベトビル)は、銅やコバルトの産地として世界的に知られている。第二次世界大戦中にブラザビル(現コンゴの首都)で、軍務として現地の美術の保護に携わっていたブルターニュ出身のフランス人画家ピエール・ロマン=デフォッセが、チャド出身の従兵ベラを連れて、この地に入ったのは戦争末期のことであった。アフリカ人の芸術を保護、奨励することに深い関心を寄せていた彼は1944年、現地の人々を相手にしたアトリエ〈ル・アンガー〉を開設する。その最初のメンバーのひとりがベラであった。〈ル・アンガー〉では、デフォッセはただキャンバスと絵の具、それに場所だけを提供して、主題も構図も一切教えずに、もちろん西洋美術の画集に手を触れさせることもなく、もっぱら現地の人たちの自発性に委ねたといわれている。指先を使うベラの点描画法などは、実に個性的な手法であった。(「同時代のアフリカ美術」図録 1996年) |
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