ぐるぐるアートワード
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マイケル・グレイニェツ



マイヤー



マイヤー



マイヨール



前田寛治



前田青邨



前田暢堂



前を向いた頭部の習作と2つの手の習作



牧野克次



幕間 01021



幕間 01031



マクセヴィルアトリエジャンプルヴェ



マケット



曲子光男



貧しい食事



貧しき食事



街に沿って



街のジャングル−日刊紙



〈街を歩くこと〉



マッキントッシュ


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けつらくしたげんざいのためのむらさきのじゅうじか

〈欠落した現在のための紫の十字架〉

作家名:ヨッヘン・ゲルツ
制作年:1979-96年
技 法:ブラックライトとビデオモニターによる空間インスタレーション
この作品では、フランクフルト芸術協会での(1980年1月18日の)同名のパフォーマンスを上映している。/【作品成立】1979年、ジュネーヴ、現代美術センター/【写真】ヴァンクーヴァー・アート・ギャラリー提供-----ヨッヘン・ゲルツは、1940年ベルリンに生まれる。1958年ケルン大学で中国文学・ドイツ文学・英文学を学び、60年ロンドンに滞在。1962年バーゼル大学で先史学を学ぶ。1990年ブレーメンのローランド賞(「公共スペースにおける芸術」部門)を、96年ドイツ批評家賞(造形芸術部門)受賞。1966年からパリ在住。「20世紀の初頭以来、観者は芸術において、中心的な役割を果たしてきました。デュシャンの芸術だけでなく、ピカソのような画家にとっても、です。あるドイツ人将校がピカソに、どのようにしてこの絵を創りあげたのかと尋ねた時、ピカソは、この絵を創りあげたのは私ではなく、あなたです、と応えました。デューラーも言ってましたね。樹木を描こうとするならば、あなたも樹木にならなければならない、と」


カテゴリー:作品
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コンセプチュアル・アートとは?【 美術用語 】

概念芸術。マルセル・デュシヤンにその源を発し、1961年にアメリカの美術家ヘンリー・フリントが「コンセプト・アート」という言葉を用い、1967年に同じくアメリカの美術家ソル・ルウィットが「概念芸術論」を著わし一般化した用語。狭義には、言語による記述、写真や図表による表示など、1960年代末のイリュージョンを最小限にしようとしたミニマル・アート以後の現代美術のひとつの傾向を示す言葉である。ここではコンセプチュアルとは、作品の物質的、視覚的側面に対して、観念的な面の強調を示しており、観念芸術(IDEA ART)と呼ばれたこともある。また、ここで問題とされているのは、なによりも芸術の概念(コンセプト)についてであるという意味においては、アメリカのジョセフ・コススやイギリスのアート・ランゲージに見られるような、芸術の概念そのものにかかわる芸術、芸術の芸術による定義の試みともいえる。日本の作家としては、河原温(かわら・おん)がよく知られている。

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