ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


聖書



清宵



青少年用デスク「ブリチト」



静寂の時−『エスタンプ・モデルヌ』誌より



生棲早春



聖セバスティアヌス



生の影



聖ヒラリウス教会



「制服」−『若い女性のための画集』より



聖マトレル



聖マトレル



静流



世界智の道:ヘルマン会戦



世界の終わり−ノートルダムの天使によって撮影された



雪中灯籠猿図



雪中梅鴛鴦図



関根伸夫



セギディーリャ



瀬崎晴夫



セザンヌ


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けつらくしたげんざいのためのむらさきのじゅうじか

〈欠落した現在のための紫の十字架〉

作家名:ヨッヘン・ゲルツ
制作年:1979-96年
技 法:ブラックライトとビデオモニターによる空間インスタレーション
この作品では、フランクフルト芸術協会での(1980年1月18日の)同名のパフォーマンスを上映している。/【作品成立】1979年、ジュネーヴ、現代美術センター/【写真】ヴァンクーヴァー・アート・ギャラリー提供-----ヨッヘン・ゲルツは、1940年ベルリンに生まれる。1958年ケルン大学で中国文学・ドイツ文学・英文学を学び、60年ロンドンに滞在。1962年バーゼル大学で先史学を学ぶ。1990年ブレーメンのローランド賞(「公共スペースにおける芸術」部門)を、96年ドイツ批評家賞(造形芸術部門)受賞。1966年からパリ在住。「20世紀の初頭以来、観者は芸術において、中心的な役割を果たしてきました。デュシャンの芸術だけでなく、ピカソのような画家にとっても、です。あるドイツ人将校がピカソに、どのようにしてこの絵を創りあげたのかと尋ねた時、ピカソは、この絵を創りあげたのは私ではなく、あなたです、と応えました。デューラーも言ってましたね。樹木を描こうとするならば、あなたも樹木にならなければならない、と」


カテゴリー:作品
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外光派とは?【 美術用語 】

19世紀フランス絵画史における呼称。ルネッサンス以降ヨーロッパのアカデミックな美術教育では屋内で油絵を完成するのが習しだったが、19世紀に入ると屋外の太陽光の下で油絵を完成しようとする作家が現れた。そうした作家あるいは制作態度を指す。主題としては風景画が多く、具体的な作家としてはヨンキスト、ブーダンなど印象派の先駆的な役割を果した作家を指し、クールベコローなどを加えることもある。印象派も屋外での制作に専念しているが、普通は外光派と区別し、むしろ印象派の技法とアカデミックな主題を折衷して19世紀後半のパリ画壇で人気を得たサロンの作家たちを指すことが多い。日本ではサロンの作家ラファエル、コランに学んで1893年帰国した黒田清輝を中心として形成された洋画の新傾向とその一群の作家を指す。黒田が帰国するまで主流であった脂派との対比から、紫派、新派、南派、正則派とも呼ぶ。

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徳島県立近代美術館2006