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もくせいのめん じゃぽにすむ 10のえっちんぐより 木製の面−『ジャポニスム:10のエッチング』より
このエッチングは、フィリップ・ビュルティの日本美術のコレクションの一部を複製した銅版画集『ジャポニスム:10のエッチング』の中の一点である。ビュルティのコレクションは、浮世絵は元より、陶器、ブロンズ彫刻、象牙の薬入れ等、ありとあらゆる美術品を網羅していた。ビュオはそれら一点一点の特徴をつかみ、繊細なクロス・ハッチングで陰影をつけることによって、単なる複製に留まらない、存在感のある描写に成功した。左側に主題と関係のない日本語が何かの原典から借用されている。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)
カテゴリー:作品
素描とは?【 美術用語 】 紙などの表面に、人物・風景などを、単色の線で描き出したもの。陰影や色彩がつけられる場合もあるが、主体は線描である。用具としては、チョーク、クレヨン、木炭、メタル・ポイント・ペン・鉛筆などがある。制作の目的ないし動機により、クロッキー,スケッチ、エスキース,下絵、エボーシュ、カルトン,エテュードなどの名称で呼ばれるが、いずれにせよ本来絵画や図案を描くといった創作のための予備的、準備的段階の産物であり、ギリシア・ローマの時代から言い続けられてきたように、建築、彫刻、絵画をはじめ工芸類を含むあらゆる造形の基礎となるものである。造形教育の手段としてもその効用は認められている。しかし、近代ではその特有の芸術的価値が認識され、素描自体を目的とする作品が現われて、独立した絵画の一分野としてみなされるようになっている。20世紀のものでは、瀟洒さと的確さで知られるマチスや、ゆるぎない形と創意に満ちたピカソのものが有名である。なお、素描とドローイングなどにはニュアンスの相違があるが、普通はフランス語のデッサンとほぼ同義に用いられている。 |
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