ぐるぐるアートワード
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版画集〈恋人たち〉1. 準クラナッハ選集、“本日休演”による ファースト・ステート



版画集〈恋人たち〉12. …裸にされた花嫁 セカンド・ステート



版画集〈ジャズ〉1.道化師



版画集〈ジャズ〉2.サーカス



版画集〈ジャズ〉8.イカルス



版画集〈聖マトレル〉1.レオニー嬢



版画集〈聖マトレル〉2.テーブル



版画集〈聖マトレル〉3.長椅子のレオニー嬢



版画集〈聖マトレル〉4.修道院



版画集〈石版画集 点より 線より〉5. 線より1



版画集〈ダフニスとクロエ〉9.クロエの接吻



版画集〈ダフニスとクロエ〉11.真昼,夏



版画集〈ダフニスとクロエ〉17.フィレタスの教え



版画集〈ダフニスとクロエ〉41.ニンフたちの洞窟での婚礼の宴



版画集〈ダフニスとクロエ〉42.結婚



版画集〈ドリアン・グレイの肖像〉1. 虹色のスカーフをつけたドリアン・グレイ



版画集〈ドリアン・グレイの肖像〉2. ホース・ランプ



版画集〈響き〉1.赤色の前の二人の騎手



版画集〈響き〉12.即興5



版画集〈響き〉21.騎士の道


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 作家(1701)

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せんめんが おとこ

扇面画(男)

作家名:アンリ=シャルル・ゲラール
制作年:1885頃
技 法:エッチングに水彩で彩色
ゲラールは扇面画をいくつも制作しているが、そのどれもが最終的に扇として実現されたわけではなかった。ゲラールだけでなく、ドガ、ゴーガン、ボナールドニ等、同時代の作家の多くが扇の形に新しい造形の可能性を見いだし、グアッシュや水彩等の画面として利用した。他の作家たちが扇面を単に一繋がりの空間として捉え、風景画等を描いたのに対して、ゲラールは左上に円を取り入れることによって、具象的な要素と抽象的な要素を共存させた。円の中の人物は、『北斎漫画』第12編の《公時遊貞》を模倣したもので、左右が逆転している。オリジナルと違って赤く塗られた人物は鬼のようにも見え、その下に滴る金銀の絵の具が雨か炎のように見えてくる。偶然の結果ではあろうが、風神雷神に見立てたかのようだ。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作品
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フェリックス・ブラックモンとは?【 作家名 】

パリに生まれたブラックモンは、日本美術の影響を受けた最初の西欧の芸術家と考えられている。鳥と花が描かれた版画の劇的な構図の効果や、ルソーの食器セット(1866年)のデザインに、ジャポニスムの影響が現れており、おおむね北斎の絵本類から着想を得たものである。ジャングラール協会という日本美術の研究を唱道する芸術家、批評家の集団の創立メンバーとして1860年代半ば頃、毎月会合を開き、フィリップ・ビュルティ、ザカリ・アストリュック、アンリ・ファンタン=ラトゥール、ジュール・ジャックマール、M・L・ソロン、アルフォンス・イルシュらと日本美術について語りあった。1874年に日本の多色刷木版画を真似た最初の多色刷エッチングを制作した。多くの画家や版画家との交友を通して日本美術の喧に努め、テオドール・ルソー、オーギュスト・ルペール、アルベール・ベナールら多くの画家にエッチングを教えた。1889年、アンリ・ゲラールやフィリップ・ビュルティと共に画家=版画家協会年次展覧会創立に貢献した。(P.F.)(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)

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  ジュール・ヴィエイヤール工房

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徳島県立近代美術館2006