ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


版画集〈壁〉5. 壁の前のダンス



版画集〈壁〉6. 口ひげを生やした人のいる壁



版画集〈壁〉7. 人間と壁



版画集〈壁〉8. 壁の前で用を足す人たち



版画集〈壁〉9. 壁と旅人たち



版画集〈壁〉10. 壁の前で用を足す犬



版画集〈壁〉11. 壁と横たわる人



版画集〈壁〉12. 壁と告示



版画集〈壁〉13. はげ落ちた壁



版画集〈詩畫集 蟻のいる顔〉3. ピケの残像



版画集〈博物誌〉25.夫婦のダイヤモンド



版画集〈マルドロールの歌〉4



版画集〈マルドロールの歌〉5



版画集〈マルドロールの歌〉18



版画集〈モニュメント・タバコ〉I



版画集〈リルケ『マルテの手記』より:一行の詩のためには…〉17. 愛にみちた多くの夜の回想



〈版画集〉1



〈版画集〉2



〈版画集〉3



〈版画集〉4


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●もくじのさくいん

    

    

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 作家(1701)

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じゃぽにすむ

ジャポニスム


西洋人画家たちは、想像上の世界で、異国情緒を醸し出す対象として、日本人を人形のように小さく描くこともしばしばあった。ゲラールの作品同様、ソムの作品には小人のような日本人がよく見られ、彼らは典型的に丁髷(ちょんまげ)侍姿か、芸者姿をして、扇や提灯を持って現れるのだった。これらの人物は、西洋の人々を東洋の果ての国へといざなうために、あたかも版画帖から抜け出してきたようだ。そのような夢の世界のヒロインとして描かれているのは、最新のファッションをまとったブルジョワ階級の女性である。実際、扇や着物などの装飾品をはじめとして、日本美術に熱狂的な興味を示したのは購買力のある裕福な家庭の女性で、彼女らこそ当時のジャポニスムの重要な受け手であった。1860年代にソムは、フィリップ・ビュルティやフェリックス・ブラックモンを通じてジャポニスムの洗礼を受けたが、この作品は1880年代当時のフランス人の日本美術に対する「ロマンチックな感情」を的確に捉えている。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


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徳島県立近代美術館2006