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 作家(1701)

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むしとかえる のゆり

虫と蛙、野百合

ゴーティエはメアリ・カサットと同じく、1890年代にフランスにおいて多色刷版画を始め、発展させた重要な女性作家の一人であるが、一般的には過小評価され続けてきた。ジマーリ美術館のジャポニスム・コレクションは、近年ゴーティエの作品を多く購入し、今まで注目されていなかった彼女の作品をジャポニスムの文脈の中に位置づけようとするものである。ゴーティエの版画に現れる主題の大半は自然で、風景や動植物が鮮やかな色彩で、表情豊かに描かれている。西洋では伝統的に花や草木をそれだけで主題とした作品は少なかった。17世紀のオランダでは、花瓶に活けられた花と小さな昆虫をテーマにした静物画が多く描かれたが、それらはやがて枯れていく花の姿に「美しいものははかないものである」というメッセージを象徴させた寓意画でもあった。それに比べて日本の花鳥画等は、あくまでも生きた花と鳥を描いている点で、「生」を祝福したものと言えよう。そんな花鳥画の数々、また北斎漫画の中の動物、昆虫、魚などの描写に啓発されて、ゴーティエは自分に身近な花や小動物を愛情豊かに描いた。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作品
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ピッツとは?【 作家名 】

1956年 オルデンブルクに生まれる。1990年以降 アムステルダム国立造形芸術アカデミーで教える。1996年現在、デュッセルドルフに在住。

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