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かいそう 海藻
ジプソタイプは、ロシュの考案した型押しの印刷技法である、ジプソグラフを大量印刷用に改良したものである。ジプソタイプでは金属型を使うのに対して、ジプソグラフでは石膏型を使うために、大量の印刷は不可能だった。この型押しの技術は、もともと彫刻家であったロシュが、日本の浮世絵の「極め出し」の手法にヒントを得て開発した手法であった。この作品では、水中の透明感を出すために色はほとんど施されず、紙の白地を水に見立てて、海草や魚、蝦に立体感を与えることで、微妙な空間が表現されている。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)
カテゴリー:作品
ルネサンスとは?【 美術用語 】 15〜16世紀のヨーロッパの美術史上の様式と時期区分。とくにイタリア美術史上でいう。「ルネサンス」という言葉は、もともと、ヴァザーリが著書『美術家列伝』(1550年初版)の中で初めて用いた美術の“復活”=イタリア語でリナシータに由来し、それが1840年頃にルネサンスとフランス語に訳され用いられている。ヴァザーリは、およそ13世紀後半以降のイタリアの美術家の中にローマ帝国とともに没落していた美術の復活を認め、時代区分としてルネサンスとしたが、これは同時に古代との間に中世の概念を設定したものであった。今日通説の画期としては、フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂円蓋起工の1420年より1500年までを初期、1500年〜1520−30年を盛期としている。初期にはフィレンツェ、盛期にはローマが中心となっている。自然と古代とを柱とする人文主義的造形活動を特色とし、美術理論が追求され、また美術作品の世俗化も行われ、メディチ家などの地方君主による美術の流派が形成された時代である。 |
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