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靉光



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アウドゥ



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あかしあ

アカシア

作家名:エドゥナ・ボイズ・ホプキンズ
制作年:1908頃
技 法:多色刷木版
この作品は、ホプキンズの作品群の中でも、最も強く日本の浮世絵の影響を顕していると言えるだろう。画面の上方から垂れ下がるアカシアの枝と花に焦点があり、余分な葉は画面の縁で切り取られている。また、無地背景の下方には広重の作品等に見られる「ぼかし」の技法が用いられている。広重等の有名な浮世絵画家の他にも、鍬形恵斎(恵斎政美、1764−1824)の『草花略画式』との類似性が指摘されている。しかし、ホプキンズの作品では黒い輪郭線は全く廃され、色彩の微妙な濃淡によってできる柔らかな質感がより強調されており、自然主義的習作というより平面のデザインという趣きが濃い。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作品
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コブラとは?【 美術用語 】

1948年にアムステルダムで結成された芸術家グループ。カレル・アペル,アスガーヨルン,コルネイユらが実験美術家と称して集まったものである。コブラの名称は、結集した作家の生国が、デンマーク、ベルギー、オランダの三国にわたっていたことから、それぞれの首都のコペンハーゲン、ブリュッセル、アムステルダムの頭文字をとってコブラと称するようになった。激しい筆触、鮮やかな色彩による表現主義的な作風が共通し、また、精神障害者や子供による作品に表現の可能性を見い出し、アンフォルメルの運動とも深くかかわりながら、ヨーロッパでの第二次大戦後の新しい絵画運動の代表のひとつとなった。しかし、グループとしての活動は短命で、3回のグループ展を開催し、3年後の1951年に解散している。

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徳島県立近代美術館2006