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しゅつりょう げっこうのこうか 出漁:月光の効果
手前に釣り船を大きく配し、漁師が底引き網を操る光景は、北斎の『富嶽百景』第三編の中の《網裏の富士》に酷似している。北斎の場合は網を垂直にたてているのに対して、ゲラールの場合は網を下ろしており、背景も全く違うので、ゲラールは単に北斎を真似たわけではなく、北斎の主題と様式をフランスの風景に採用してみたものであることがわかる。何もかもがシルエットに見える夜景を選んだのも、広重の浮世絵に頻出するシルエットに興味を持ったことがきっかけかもしれないが、影による船の立体的表現や水面に映る月明かりや灯台の明かりの表現は写実的である。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)
カテゴリー:作品
バウハウスとは?【 美術用語 】 1920年代のドイツで近代デザインの中心地となった建築と応用美術のための学校。デザインと工業技術の間に橋をかける重要な役割をはたした。1933年にナチスの圧力で解散してから教授陣と学生が各地に移住したため、バウハウスの理念は多くの国々に広められ、1930年代と40年代における近代主義のシンボルともいえる存在となった。バウハウスの創設は、1919年に、旧ヴァイマール美術アカデミーとヴァイマール美術工芸学校がグロピウスによりひとつにまとめられたことに始まる。グロピウスの最初の思想は、すべてを包含する近代的で構成的な芸術を実現して、モニュメンタルな要素と装飾的な要素の分離をなくそうとするものであったが、さらに1923年には、工業的大量生産用のデザインを行う工芸家が重要であるとした。このため、バウハウスは産業界と密接に関係を持ち、多くの製品を生み出した。その特徴は非個人的で幾何学的で厳格なことであり、むだを省き素材を研究し、洗練された形を持っており、ヨーロッパの建築・応用美術に大きな影響を与えた。 |
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