ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


大原風景



大庭學僊



大葉子



大村広陽



大森運夫



大藪雅孝



大山忠作



オオルソンウネ



岡鹿之助



おかしな家族



岡上りう



岡部昌生



岡村桂三郎



岡本秋暉



岡本信治郎



岡本神草



岡本太郎



岡本唐貴



尾形月耕



オガロ(マリユスロシヨン)


<前 (25/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


えっふぇるとう36けい がちょう

『エッフェル塔三十六景』画帳

作家名:アンリ・リヴィエール
制作年:1902年
技 法:多色刷石版画
この画帳を構想し始めた頃、リヴィエールは日本風の多色摺木版を手がけるようになったばかりだったが、彼は早速、手本であった広重や北斎に倣って、風景画の連作を作ることを思い立った。当時フランス革命百周年記念の万国博覧会に合わせて建設中のエッフェル塔は、形と大きさの上で富士山に見合う、新しいパリの象徴となった。北斎の『富嶽三十六景』がこの画帳の直接的なモデルとなったことは明らかだが、前景を遮るように木の枝を配するなどの構成上の技法は、広重の作品から学んだと思われる。三十六景のうち、「オートゥイュ鉄橋より−『エッフェル塔三十六景』のための習作」と「オーステルリッツ橋より−『エッフェル塔三十六景』のための習作」は自刻の木版で摺られたが、その困難さに気付いたリヴィエールは残りの34図をスケッチのまま据え置きにし、1902年になって石版画によって全図を完成させた。表紙及びカバーの装幀はジョルジュ・オリオールによる。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

川上冬崖とは?【 作家名 】

1827年長野県に生まれる。江戸に出て大西椿年に学び岸太郎と称する。蕃書調書に入り、絵画取調出役、画学出役となって洋画法を研究し、後進を指導。明治維新後、大学南校(東京大学の前進)、文部省、陸軍兵学寮、陸軍参謀局に勤める。第1回、第2回内国勧業博覧会美術部の審査主任。1870年下谷に私塾聴香読画館を設けて青年たちに西洋画法を教える。(「みづゑのあけぼの 三宅克己を中心として」図録 1991年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

川上冬崖

キーワードを含む記事
3件見つかりました。

  川上冬崖

  孔雀図

  高橋由一


<前   次>

徳島県立近代美術館2006