ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


アートワードの使い方



子供と伯母



アイ・キャンディ



アイアマン



靉嘔



愛するアウグスティン



愛の虹:ニューメキシコの山の牧場



靉光



アウト



アウトサイダー・アート



アウドゥ



アウヒェンターラー



アヴィアド



アヴェド



アヴェドン



青騎士



青白い山椒魚



蒼空のある自画像



青柳



赤いシャツの3人


<前 (1/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


うみ



作家名:フェリックス・ヴァロットン
制作年:1893年
技 法:木版
1891年に木版を始めたヴァロットンは、翌年には既に、リヴィエールと同じように北斎の『富嶽三十六景』に倣った、スイスの山々を描いた木版の連作を制作している。ヴァロットンの版画の多くは黒の一色刷で、対象を最も単純な形態へと還元させ、図の黒と地の白との巧妙なバランスを作り出している点に特徴がある。この小作品でも、波と月か太陽は非常に単純な線の繰り返しと黒い丸で表現されているが、とりもなおさず、遠くにいくに従って薄くまばらになっていく波の線は、奥行きと水に反射する光を示唆している。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

ルフとは?【 作家名 】

1958年ドイツに生まれる(ハーメルスバッハ)。1981年までデュッセルドルフ美術大学のベッヒャーの下で学ぶ。1981年のガレリー・リュディガー・ショトレ(ミュンヘン)での個展を皮切りに、数多くの個展、グループ展に出品する。1991年にはベルリンのマルティン・グロピウス・バウにおける「メトロポリス」展に出品、翌92年にはカッセル(ドイツ)の「ドクメンタ9」に出品する。美術大学在学中から、ルフは一貫して写真というメディアを通して表現に取り組んできた。その中でもとりわけ、ルフの名を高めたのは巨大な肖像のシリーズであろう。身近な知人、友人、後輩たちをモデルに、個人の人柄や個性を表現しようとするでもなく、カメラの目を通して実に淡々とあるがままの人を画面にとらえ、私たちが通常、想像する以上にそれらを拡大する。そこに生まれる作品としての新たな意味を付加しつつ、観る者に提示するのである。現在、デュッセルドルフ(ドイツ)在住。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

ルフ

キーワードを含む記事
194件見つかりました。

  男の肖像

  『大人のためのアルファベット』

  ジョルジュ・オリオール(ジャン=ジョルジュ・ユヨ)

  〈オルフェウス〉

  ヨーゼフ・マリア・オルブリヒ

  「オーストリアのポスター芸術」



  片瀬和夫

  カッサンドル(アドルフ・ジャン・ムーロン)

  ルドルフ・カルヴァッハ

  ハインリヒ・カンペンドンク

  ナウム・ガボ

  菊池容斎

  「近代住宅とその造作」

  久保知子

  カルルフリードリヒ・クラウス

  トニー・クラッグ

  ユリウス・クリンガー

  アントン・クリンク

  マキシミリアン(マックス)・クルツヴァイル



徳島県立近代美術館2006