ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


山麓で羊といる少女



サン=ロック教会



サーレ



サー・ウィリアム・マクスウェル将軍の肖像



The Signified or If No.1



The Signified or If No.2



The Signified or If No.3



The Signified or If No.4



The Signified or If No.5



The Signified or If No.6



The Signified or If No.7



ザヴジェル



ザガッタ



雑誌「青騎士」



雑誌「自由」(ラ・リベルテ)



雑誌「微笑み」(ル・スリール)



雑誌「ル・ポンポン」



ザツキン



『ザ・ライフ・オブ・マン』



ザルテン


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 作家(1701)

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さん ぶりあっく

サン・ブリアック

シャルル・ウダールメアリ・カサットと同様、ゴーティエは1890年代に多色刷エッチングを初め、その主題や様式において日本美術から多大な影響を受けた。サン・ブリアックの海岸線を描いたこの作品は、主にソフト・グラウンド・エッチングによる柔らかな線とアクアティントによる色面とから構成されているが、銅販の腐蝕の度合いを変えるなどの工夫によって生まれた、様々な風合いや色調が巧妙に組み合わされている。荒い風合いの色面は岩のごつごつとした表面や雲を思わせ、白の地の部分は、海の波に反射する光を示唆するなど、ゴーティエの周到な計算が成功している。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作品
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ソフト・グラウンド・エッチングとは?【 美術用語 】

版画技法用語。この技法の特色は、テクスチャーを表現しうることにある。18世紀末に発明された当時は、クレヨンや鉛筆の線を模倣するために用いられた。伝統的な方法は銅のプレートの表面全体を蝋を含んだ樹脂による耐酸性防蝕剤を塗る。これはふつうのエッチングのグラウンド(防蝕層)に似ているが、はるかに軟らかく、何かが押しつけられればそれに付着する程度の粘り気を持つものである。このグラウンドに紙をのせ、その上から描画を行うと、グラウンドが紙の裏に付着し、紙をめくれば線の真下の部分の防蝕層は一緒にはがれる。そのプレートを酸につけると線描の部分のみが腐蝕され版が出来る。最後にこれを洗浄し、インクを擦り込み、銅版プレス機を用いて版画を刷る。刷り上りは描画に用いた紙のテクスチャーに応じて粗かったり繊細であったりする。しかし、現代では、描画を直接グラウンドに行い筆触の自発性を強調したり、木の葉、布地など様々な物質の地肌をグラウンドに押しあてて、それらのテクスチャーを写し取るのに用いたりすることが多い。

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