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やみあがり るぺーるふじん 病みあがり:ルペール夫人
画面上部の空を表す青のぼかしと水平線の上の夕焼けを表す桃色のぼかし、画面を縁取る太い線、縦長の画面、極端な遠近など、この作品には広重の風景版画、特に一連の『名所江戸百景』との共通点が多く見られる。大気の存在を示唆する微妙なぼかしは、透明な水性インクによって可能となった。1879年には既に木版工房を開いていたルペールは、アンリ・ゲラールやアンリ・リヴィエール等に水性インクの使用法等の木版技術において影響を与えている。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)
カテゴリー:作品
ルオーとは?【 作家名 】 1871年フランスに生まれる。1958年没する。家具職人の家庭に育ち、最初ステンド・グラス職人の徒弟となり中世ステンド・グラスの修復にあたる。装飾美術学校の夜間コース、次いでエコール・デ・ボザールに学び、ドローネー、モローに師事する。1885年頃ユイスマンなど熱心なカトリック作家たちと出会い、キリスト教的世界への関心を深める。1903年頃から道化師、娼婦、富者と貧者、裁判官などの主題を青を基調とした荒々しい筆致で描くが、第一次世界大戦後はおだやかな作風に変り、やがて深みのある色彩と豊かなマティエールでキリストを描くようになる。晩年はさらに黄や緑などを基調としたバロック的な重厚さを備えた作風に変り、必ずしも伝統的な宗教画ではないが、長い探求の果てにたどりついた高度な宗教性を見せる。1914年以降画商ヴォラールと契約し、一時版画制作に専念する。 |
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