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イベルス



異邦人の訪問



今尾景年



今中素友



今西中通



「今はここで努力しよう。」



今村紫紅



イメージの解剖学



イヨクインデュストリデザイン



刺草(いらくさ) エルメスジャポン HERMES PARIS 10.28-12.30 2001



入相告ぐる頃



入江波光



入口,入口



イリブ



色の点になれば



〈色の伝説〉



岩倉寿



岩崎教章



岩につながれたアンジェリカ



岩の聖書


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ぽーるう゛ぇるれーぬのちえのしょ ぱり あんぶろわーずう゛ぉらーるしゅっぱんのおしえ

ポール・ヴェルレーヌの『知恵の書』(パリ:アンブロワーズ・ヴォラール出版)の挿絵

作家名:モーリス・ドニ
制作年:1889年
技 法:木版画
ポール・ヴェルレーヌの『知恵の書』は、彼が恋人であるアルチュール・ランボーの手首を銃で打つという悲劇の後、罪を贖うためにカトリックに改宗した際に執筆され、1880年に出版された。1889年にドニは『知恵の書』を読んで心動かされ、話の内容から想像して描いた素描を挿絵として出版しようとしたが、アンドレ・ジイド等友人の後押しをしても、すぐには実現することができなかった。素描は1891年のアンデパンダン展に出品され好評を得たが、その出版は、ジャック・ベルトランの手で木版画として複製されることとなる1911年を待つこととなった。本図は修道女たちがカルガリーの丘を昇っていく場面を描いているが、その群衆を単純なシルエットとして表し、遠近感を前景の3本の木で表している点に浮世絵との類似が認められる。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作品
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ホックニーとは?【 作家名 】

1937年イギリスに生まれる。1953年から57年まで、ブラッドフォード美術学校で学ぶ。1957年から59年までは良心的兵役拒否者として病院で勤労奉仕。1959年から62年まではロンドンの王立美術学校に学び、金賞で卒業した。1960年のテート・ギャラリーでのピカソ回顧展に刺激を受ける。1963年パリ青年ビエンナーレで版画賞受賞。1964年にはロサンゼルスを拠点にカリフォルニアの生活を描く。1967年から写真をとり始める。1970年には、ロンドンのホワイトチャペル画廊で回顧展を開き、また70年代には舞台装置や衣装のデザインも始める。1980年ニューヨーク近代美術館のピカソ回顧展に感銘を受ける。1982年からはフォトコラージュを制作する。1988年にはロサンゼルス・カウンティ美術館で回顧展。イギリスのポップ・アートのスターとしてデビューし、様々に遷歴を重ねながらも、私的な生活を主題とした具象性を保ち続けている。そんな彼の作品は、単にポップ・アートの枠内におさまり切れない幅の広さを持っている。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)

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