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アッベマ



吾妻兼治郎



アデイェミ



アデイェミ



アトランタ1945+50



アトランタ1945+50



アトリエ前の庭



アドゴ



アドラー



アナツイ



アナパ



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アフォラビ



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アブストラクション・クレアション



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阿部展也



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ぽーるう゛ぇるれーぬのちえのしょ ぱり あんぶろわーずう゛ぉらーるしゅっぱんのおしえ

ポール・ヴェルレーヌの『知恵の書』(パリ:アンブロワーズ・ヴォラール出版)の挿絵

作家名:モーリス・ドニ
制作年:1889年
技 法:木版画
ポール・ヴェルレーヌの『知恵の書』は、彼が恋人であるアルチュール・ランボーの手首を銃で打つという悲劇の後、罪を贖うためにカトリックに改宗した際に執筆され、1880年に出版された。1889年にドニは『知恵の書』を読んで心動かされ、話の内容から想像して描いた素描を挿絵として出版しようとしたが、アンドレ・ジイド等友人の後押しをしても、すぐには実現することができなかった。素描は1891年のアンデパンダン展に出品され好評を得たが、その出版は、ジャック・ベルトランの手で木版画として複製されることとなる1911年を待つこととなった。本図は修道女たちがカルガリーの丘を昇っていく場面を描いているが、その群衆を単純なシルエットとして表し、遠近感を前景の3本の木で表している点に浮世絵との類似が認められる。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作品
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リプシッツとは?【 作家名 】

1891年リトアニアに生まれる。1973年没する。(イタリア、カブリ)本名ハイム・ジャコブ・リプシッツ。建築を学んだ後1909年パリに出て、エコール・デ・ボザールで彫刻と素描を学ぶ。1912年頃からモンパルナスに住み、エコール・ド・パリの作家達と交流する。1913年から形態を幾何学的に還元した彫刻を制作、15年からは人体をモチーフとした彫刻を制作、キュビスムの彫刻家と目されるようになる。1920年ローザンベール画廊ではじめての個展を開き、22年バーンズ財団の依頼で、ペンシルバニアに石の大型レリーフを制作する。1920年代以降は、自ら「透明彫刻」と名付けた軽快な線的彫刻を制作し、彫刻に新しい地平を開く。1930年代になると、作風は次第に有機性と神秘性を加え、闘争や抱擁をテーマにうねるような量塊によって深い感情表現を追求する。1941年以降ニューヨークに定住し、戦後はアメリカ各地に数多くのモニュメントを制作する。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)

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