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さごのしょーけーす サゴのショー・ケース
エドモン・サゴは1881年に、若手のアーティストたちによる版画集や絵本、ポスター等を専門に扱う書店を開き、大変繁盛したが、ボッティーニのこの石版画も店頭のショー・ケースに並べられた版画作品を吟味するブルジョワ階級の女性たちを描いている。若手の前衛作家の作品を積極的に掘り出し、出版し、売り出したことで名を成したサゴは、近代版画商の最初のモデル的存在であった。右下の女性と猫のマークを入れた特別版は52部刷られ、その多くはボッティーニの平常の顧客に謝礼として配られた。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)
カテゴリー:作品
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フォートリエとは?【 作家名 】 1898年フランスに生まれる。1964年没する。1909年イギリスへ渡り、12年にロンドンのロイヤル・アカデミーに入って美術を勉強するが、中退する。1917年には兵役につき、第1次世界大戦終了を機に1920年パリに戻る。写実的な絵を描いていたが、1928年初めての抽象的な絵を描く。第2次世界大戦中は対独抵抗運動の中心人物となり、1940年にはパリの郊外に隠れて〈人質〉のシリーズを制作する。パレット・ナイフによって念入りに厚く塗り重ねた淡い色彩によって、既製の形に頼らず、絵画のマチエールの自発的な働きをつむぎ出すようなその作品は、アンフォルメルの源流となっている。アメリカの抽象表現主義に与えた影響も少なくない。1943年と45年には、パリ、ドルーアン画廊で〈人質〉展を開く。1957年にはハンガリー動乱をもとに〈パルチザン〉を発表する。1959年には来日して南画廊で個展を開く。1960年にはベネチア・ビエンナーレで大賞を受賞した。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年) 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
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