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伊藤草白



伊藤柏台



伊藤零児



糸織姫



糸のもつれ



稲垣仲静



稲垣足穂『イカルス』



犬を連れた男



井上三綱



井上常太郎



井上長三郎



井上武吉



井上辨次郎



猪熊弦一郎



猪瀬東寧



猪田青以



猪原大華







伊原宇三郎



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さごのしょーけーす

サゴのショー・ケース

作家名:ジョルジュ・ボッティーニ
制作年:1898年
技 法:多色刷石版画
エドモン・サゴは1881年に、若手のアーティストたちによる版画集や絵本、ポスター等を専門に扱う書店を開き、大変繁盛したが、ボッティーニのこの石版画も店頭のショー・ケースに並べられた版画作品を吟味するブルジョワ階級の女性たちを描いている。若手の前衛作家の作品を積極的に掘り出し、出版し、売り出したことで名を成したサゴは、近代版画商の最初のモデル的存在であった。右下の女性と猫のマークを入れた特別版は52部刷られ、その多くはボッティーニの平常の顧客に謝礼として配られた。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作品
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岡本太郎とは?【 作家名 】

1911年東京都に生まれる。1996年没する。父は漫画家の岡本一平、母は歌人で小説家の岡本かの子。1929年東京美術学校に入学するが半年で退学、同年フランスに渡り、パリで「アブストラクションニクレアション(抽象・創造)」などの前衛運動に参加する。1940年帰国。41年の第28回二科展に滞欧作を特別陳列し二科賞を受賞する。戦後は一時二科会会員となるが、旧套な画壇に叛旗をひるがえし、一貫して批判的立場を保つ。1950年代までは社会的諷刺のイメージが強い作品を制作するが、60年代からは激しい筆触で人間の原型を思わせるような抽象形態を描く。1970年代日本万国博覧会の〈太陽の塔〉、76年パリの国際会議センターの壁画など、工芸的な仕事や彫刻にも意欲的に取り組む。縄文土器をクローズアップした『日本の伝統』(1956)ほか、『私の現代芸術』(1963)など著作も数多く、『忘れられた日本』(1961)は毎日出版文化賞をうける。(「ピカソと日本」図録 1990年)

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