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ダークミュージアム−ルーブル美術館



チェグカ



チェシュカ



チェスセット(オリジナルは不出品)



チェルシー通り



竹烏



竹窓高臥図



竹林山水図



千種掃雲



稚児文殊



地上に



父(石村初吉)の像



地中海真景図



池塘浪静



千野茂



地方間の争い



チャイルドシート



着衣のポモナ



着衣の横たわる母と子



チャドウィック


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 作家(1701)

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りゅくさんぶーるこうえん

リュクサンブール公園


作家名:アベル・トゥリュシェ
制作年:1900頃
技 法:多色刷石版画
印象派後期印象派の画家たちの作品と同様、この作品は、19世紀末になって顕著となった、都市の新興階級の余暇の場面を描いている。パリの中心部にあるリュクサンブール公園で今も見られる光景だが、母親たち、あるいは保母たちは乳飲み子をあやし、幼児たちは自分たちの遊びにふけっている。トゥリュシェはモンマルトルのキャバレー・シーンに深く関わっていたことから、トゥールーズ=ロートレックを通してジャポニスムの様式的要素を吸収したと思われる。この版画でも、前景と後景の間の遠近は極端に歪められ、手前の池は真上から見たような視点で描かれているのに対して、残りの部分は斜め上から見下ろすような視点で描かれている。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006