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刈入れ時



カリカチュア



カリグラフィ



カルヴァッハ



カルナラトネ



かるめん



カルメン(1)



枯木鷺



枯野小景



枯葉(秋)



カロ



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河合新蔵



河井清一



河上左京



川上冬崖



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河口楽土



川崎小虎


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しょくぶつのそうしょくてきおうよう だい1へん だい2へん にら だい2へんより

『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「ニラ」第2編より

作家名:ウジェーヌ=サミュエル・グラッセ編
制作年:1899年
技 法:ステンシル彩色された石版画
グラッセは19世紀末のヨーロッパにおける装飾美術運動の中心的な人物で、本の挿絵やポスターの制作の他、ジュエリーやステンドグラス等の装飾美術全般で活躍した。パリで装飾美術を教えたことから、最も優秀な生徒たちを集めて、装飾デザインの模範本としての『植物の装飾的応用』を編纂した。全2編のアルバムは各72枚から成り、一つの植物に対して1枚の植物学的描写と2枚のデザインがついていた。従って3枚を並べると、植物が抽象化されてデザインに組み入れられていく過程を見ることができる。デザインは室内装飾のありとあらゆるものに及び、壁紙、皿、花瓶、カーペット、家具等、自由自在に展開された。植物の形態の装飾美術への対応は、西洋美術においても昔から見られるが、デザインのモティーフとしてあまりとりあげられることのなかったニラやセロリなどの植物を採用している点に「自然に還って」デザインを刷新しようとしたグラッセの思想が窺える。それぞれの作品制作は、グラッセの生徒たちの手に委ねられたが、デザイン自体はグラッセによるものである。生徒たちの中には1898年に『植物の装飾的応用』に倣って『装飾における動物』を執筆したヴェルヌイユや、アウグスト・ジャコメッティ等、後の装飾美術界を担う有望な若手のアーティストが多くいた。(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)


カテゴリー:作品
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銅版画とは?【 美術用語 】

版画技法。版材に銅板を用いる版画の総称。基本的に凹版画であり、彫られた凹部にインキをつめ、プレス機で紙に刷り上げる。製版の方法によって、直刻法(直接法)と酸腐蝕法(間接法)に大別できる。直刻法は、彫刻刀などによって銅版に刻画し凹部をつくるもので、用いる彫刻刀の種類と刻画の方法によって、エングレーヴィングドライポイントメゾチントなどの技法に区別できる。一方酸腐蝕法は、防蝕剤によって版面に腐蝕される部分とされない部分を作った上で、酸による腐刻を行い凹部をつくるもので、防蝕剤の使い方の様々で、エッチングアクアチントなどの技法に区別できる。これら様々な銅版画の技法は、同じ銅板を用いた凹版画でありながらもそれぞれ独特の表現効果をもっている。また同一版の上で複数の技法を併用し、一気に刷り上げることも可能である。

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