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ハルス



ハルトフ



春日蜿々(白梅)



ハロルドジェニングス



版画集『大鴉』『大鴉』表紙



版画集『大鴉』胸像の上の大鴉−「パラスの像へと降り立った……」



版画集『大鴉』飛翔する大鴉:書票



版画集『大鴉』窓辺にて−「ここに私は鎧戸を開け放った……」



版画集『大鴉』椅子−「床の上に漂いつつ横たわるその影……」



版画集『大鴉』ランプの下で−「嘗て物寂しい真夜中に……」



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉1. フィリポ 邊梨保の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉10. タダイ 多駄伊の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉11. ヤコブ 也胡武の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉12. シモン 指聞の柵


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 作家(1701)

 作品(1851)

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さるたんのきさき かるるう゛ぁんろーのげんがによる

サルタンの妃[カルル・ヴァン・ローの原画による]

作家名:ジャック=フィルマン・ボーヴァルレ
制作年:18世紀彫版
技 法:エッチング
この主題には、18世紀の美術の中で重要な位置を占めた、異国趣味をとり上げている。異国趣味のねらいは、知識や想像から描かれた遠い異国の風物や習慣に接することによって、異国への思いをかきたたせることにある。18世紀にいたるまで、ヨーロッパにおける異国趣味は、装飾美術の分野に置いて顕著であった。最初は東洋−オスマン帝国(トルコ帝国)やペルシャ−と密接な関係があり、また、アメリカ大陸の発見ももう一つの起因になった。しかし、18世紀の美術愛好者たちの情熱を最もかき立てたのは、中国美術と日本美術であった。《サルタンの妃》はカルル・ヴァンローの下絵にもとづいてヴォーヴァルレが彫刻したものであり、下絵はロシアの皇后カサリンが18世紀末まで持っていたが、現在ではレニングラードにあるエルミタージュ美術館に収蔵されている。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)


カテゴリー:作品
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ブーシェとは?【 作家名 】

18世紀フランスのロココ絵画を代表する画家。20歳でアカデミーの大賞を獲得。その後イタリアに遊学。ここでベネチアの絵画に深い感銘を受ける。帰国後、アカデミー会員となる。後に会長に就任し、ヴェルサイユにおいては、ルイ15世の主席宮廷画家となって、ポンパドゥール夫人の絵画教師もつとめた。彼の芸術活動は実に幅広く、ヴェルサイユ宮の装飾、タピスリーやセーヴル陶磁器のデザインのほか、オペラ座の舞台デザインをも手がけた。絵画においては永遠の女性ヴィーナス礼賛こそ彼の一生を賭けたモチーフであった。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)

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