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シェイクスピア方程式 尺には尺を



Shape



シェレ



シェーファー



塩川文麟



潮の間に



鹿狩りをするルイ14世



詩畫集 蟻のいる顔



「四季」



四季山水



四季山水図



四季の商人−版画集『パリのいくつかの側面』より



四季花籠図



鴫剛



シケイロス



四国の大地II



四国の天と地の間I



四国の天と地の間II



獅子図



獅子図


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 作家(1701)

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ぽんぱどーるこうしゃくふじん もーりすくぁんたんどらとぅーるのげんがによる

ポンパドゥール侯爵婦人[モーリス=クァンタン・ド・ラトゥールの原画による]


作家名:ポール・シュネ
制作年:19世紀彫版
技 法:エッチング
この版画は、1752年から1755年にかけて制作されたモーリス=クァンタン・ド・ラトゥールのパステル画の肖像の複製である。その例外的に大型のパステル画は、18世紀フランス美術の傑作とされ、現在ルーヴル美術館のデッサン室に保管されている。この絵においてポンパドゥール夫人は、文学、音楽、天文学や版画等を象徴するアイテムにとり囲まれており、文芸庇護者としての彼女の活躍を表している。1721年パリで生まれたジャンヌ・アントワネット・ポワソン(ポンパドゥール夫人)は非常に裕福で教養のある実父のルノルマン・ド・トゥールネム氏のおかげで高尚な教育を受けた。1745年にヴェルサイユで行われた舞踏会で、ルイ15世の目にとまり、その時から、いわゆる「ポンパドゥール治世」が始まり、1765年の彼女の死まで20年間続いた。フランスの政治、外交、経済の分野での彼女の影響は著しい。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)


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徳島県立近代美術館2006