![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() ![]()
|
ぱりしのさいてん せーぬがわじょうでおこなわれたやりしあい![]() パリ市の祭典−セーヌ川上で行われた槍試合 ![]()
水上槍試合はセーヌ川上の伝統的スペクタクルであった。2艘の船の前方に二人の騎士が重々しく立って波形模様のついた飾り布(ドラペリー)でおおわれている船べりで、相手を川の中に落とそうとするのである。この槍試合の騎士たちはパリのさまざまな港のプロの渡し守がしばしばその任に当たっている。16艘の船のそれぞれが、3人の漕ぎ手によって動かされていた。彫版師ジャック・リゴーは、新郎新婦、王と王妃が座る玉座のある光景を描いた。そして、数人の大諸侯やスペイン大使が住んでいた左側の岸にある立派な建物を注意深く細かく描写している。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)
![]()
カテゴリー:作品
![]() ![]() ![]() ジャック・リゴーとは?【 作家名 】 ![]() ジャック・リゴーの生涯はほとんど知られておらず、同じく風景画を版刻した甥のジャン・バティストとしばしば混同されることがあった。彼はイギリスに滞在したこともあり、庭園や城や港の風景を主題にして数多くの作品を残しているが、それらは芸術作品というよりはむしろ当時を物語る貴重な資料となっている。彼の作風は精密なデッサンと力強い彫りにある。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年) ![]() ![]() ![]() |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |