データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
ぱりしのさいてん せーぬがわじょうでおこなわれたやりしあい パリ市の祭典−セーヌ川上で行われた槍試合
水上槍試合はセーヌ川上の伝統的スペクタクルであった。2艘の船の前方に二人の騎士が重々しく立って波形模様のついた飾り布(ドラペリー)でおおわれている船べりで、相手を川の中に落とそうとするのである。この槍試合の騎士たちはパリのさまざまな港のプロの渡し守がしばしばその任に当たっている。16艘の船のそれぞれが、3人の漕ぎ手によって動かされていた。彫版師ジャック・リゴーは、新郎新婦、王と王妃が座る玉座のある光景を描いた。そして、数人の大諸侯やスペイン大使が住んでいた左側の岸にある立派な建物を注意深く細かく描写している。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)
カテゴリー:作品
いまクリックまたは、検索したキーワードの解説
リゴーとは?【 作家名 】 当時、画界の第一人者であったル・ブランのすすめでブルジョワ階級から徐々に上流階級の肖像画を描くようになり、ルイ14世の治世末期から、摂政時代、ルイ15世時代を通じて宮廷画家として活躍した。その特色はレンブラントに影響を受けた、心理描写に優れた写実的な表現と、堂々と人物を位置づけ身のこなしや仕草によって地位や身分を表現するところにあった。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年) 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||