ぐるぐるアートワード
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版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉2. バルトロマイ 波流戸呂舞の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉3. アルバヨの子ヤコブ 或婆夜の子 屋仔舞の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉4. ヨハネ 世跳の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉5. ペテロ 遍天呂の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉6. アンデレ 案出禮の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉7. トマス 登増の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉8. マタイ 馬鯛の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉9. マフテヤ 摩手也の柵



版画集〈11人のポップ・アーチストII〉4. 夢想



版画集〈11人のポップ・アーチストII〉11. タバコ・ローズ



版画集〈壁〉パラシュートのある壁(表紙)



版画集〈壁〉壁と人間 扉



版画集〈壁〉1. 絵解きの壁



版画集〈壁〉2. 鳥のいる壁



版画集〈壁〉3. 壁のなかで動けなくなった人間



版画集〈壁〉4. 壁のあいだを通り抜けている



版画集〈壁〉5. 壁の前のダンス



版画集〈壁〉6. 口ひげを生やした人のいる壁



版画集〈壁〉7. 人間と壁



版画集〈壁〉8. 壁の前で用を足す人たち


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 作家(1701)

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むらのはなよめ じゃんばてぃすとぐるーずのげんがによる

村の花嫁[ジャン=バティスト・グルーズの原画による]

作家名:オーギュスト・ブランシャール
制作年:1898年彫版
技 法:エッチングビュラン
この版画の原画は、1761年のサロンに出品された作品で、グルーズの代表作の1点である。当時の目録には、「結婚:花嫁の父が、婿に持参金を渡す場面」とある。すぐにマリニィ侯爵がこの作品を入手し、彼が亡くなるとルイ15世によって王家のコレクションに繰り入れられ、現在ルーヴル美術館の所蔵となっている。この作品のテーマは、まさにグルーズらしい特色に満ちている。村の生活風景という風俗に取材した素材を、道徳的・教訓めいた意味づけで再構成したもので、当時流行しつつあった田舎風の純朴な道徳とルソー風の感傷趣味に合致するものであった。画家グルーズの的確な観察眼と確かな技量は、大変優れた描写の巧みさで生活の一断面を描き出し、その情景に込められた教訓をさらに説得力のあるものにしていた。こうした彼の作品はディドロによって「描かれた道徳」とまで讃えられ、芸術の目指すべきあり方とも受けとめられていたようである。ここでは、父親の謹厳さ、婿の真面目さ、花嫁の羞恥心、兄弟姉妹の心配りなど、描かれている人物やそのしぐさは幾重にも張り巡らされた意味に満ちている。当時の批評家の中には、座る母親の周りにいる子供たちの姿に注目し、雛に囲まれた雌鶏の姿と比較して、その象徴的な意味をくみ取ろうとしたものさえいたという。こうした作品の構図の巧みさと、細部にいたるまで緻密に描き込まれたリアルな描写が、教訓的な意味合いを重んじた画家の姿勢に結びついて、一種独特な物語的風俗画という絵画を生み出したのであった。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)


カテゴリー:作品
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ジャポニスムとは?【 美術用語 】

19世紀後半から20世紀初頭にかけて、日本の美術工芸品が、西洋の美術、工芸、装飾などの幅広い分野に影響を与えた現象。および西洋の美術家たちが日本美術の特質を創造的に活かしていこうとする態度。19世紀後半、開国を機に西洋との交流が深まり、日本から陶磁器や漆器、各種の調度品、浮世絵などの美術工芸品が、大量に西洋に伝わっていった。また、ヨーロッパ各地で開かれた万国博覧会を通じて日本の文化は欧米の人々の間で関心を呼び、一種の日本ブームが到来する。日本の美術工芸品に見られる独特の色彩や構図、平面性、装飾性、あるいは自然や身の回りの光景から生まれたモチーフは、印象派ナビ派アール・ヌーヴォー などの美術やデザインの分野に多大な影響を与えた。さらにこの日本好みの風潮は、服飾や日常的な生活様式にいたるまで広がった。この現象には、斬新さへの驚きと少なからぬ好奇の目を持って、日本的な図像や雰囲気を取り入れた異国趣味的な側面も強く見られ、ジャポネズリー(日本趣味)と呼ばれることも多い。これは、18世紀の中国ブーム、シノワズリー(中国趣味)を思い起こさせる。しかし、近年では様々な研究がすすみ、日本美術の持つ造形性、技法、主題、モチーフ等の独自性や、日本の生活様式、世界観に深く触発された現象としてジャポニスムと呼ぶことが定着してきている。

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  フェリックス・ヴァロットン

  ジャック・ヴィヨン(ガストン・デュシャン)

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徳島県立近代美術館2006