ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


食前の祈り[ジャン=シメオン・シャルダンの原画による]



植物のシルエット



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「キンレンカ」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「キンレンカ」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「キンレンカ」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「芥子」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「芥子」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「芥子」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「シクラメン」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「シクラメン」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「シクラメン」第1編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「ニラ」第2編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「ニラ」第2編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「ニラ」第2編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「ひまわり」第2編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「ひまわり」第2編より



『植物の装飾的応用』第1編、第2編 「ひまわり」第2編より



食物用かご



書斎のドンキホーテ



初秋


<前 (74/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


ははおやのしっせき えてぃえんぬおぶりーのげんがによる

母親の叱責[エティエンヌ・オブリーの原画による]

作家名:ジョゼフ・ド・ロンゲイユ
制作年:18世紀彫版
技 法:エッチングビュラン
本作は、グルーズやレピシエと同時代に活躍したエティエンヌ・オブリーが描き、1775年のサロンに出品された油彩画をもとにした版画。当時の目録には「子供が母親に許しを求めている。楕円形の小さな絵画。ド・ブルトゥイユ氏所有」とある。細かな筆致で部屋の無造作な小道具にいたるまで丹念に描き出した画面の前景床面に、必死に許しを請う子供が壊したものと思われる割れた瓶・器が散らばっている。母親は小枝をたばねた鞭を差し出して、我が子の尻におしおきをしようとしている。主題となっている母子の姿以外に、紡ぎ車を回しながら糸を紡ぐ老婆や桶や箒など部屋の情景を構成する脇役にも画家の技量は発揮されており、大変説得力のある生活風景が描き出されている。ここにおいて、この母親が息子におしおきをするのかどうかという道徳問題を含んだ絵の主題が、リアルな現実感をもって私たちの前に提示される。この時代に流行した感傷性・道徳的雰囲気を持つ佳品である。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

ラックストロー・ダウンズとは?【 作家名 】

1939年イギリスに生まれる。1961年、ケンブリッジ大学卒業。1964年、エール大学で芸術修士号。ペンシルヴェニア大学、エール大学ほかで教職歴がある。ニューヨーク市在住。ダウンズが描く、都市や産業施設の錯雑とした光景は一切が現場で描かれている。これらのパノラマ風の絵画はまるで写真を描き写したように見えるが、実際には場所の特徴を明確に捉えた知的な表現なのである。ダウンズは文筆家としても知られ、『フェアフィールド・ポーター−内側から見た美術』の編者でもある。この本はポーターの評論集で、現代のリアリズムと具象絵画に関する重要文献の一つである。(「アメリカン・リアリズム」図録 1992年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

ラックストロー・ダウンズ

キーワードを含む記事
2件見つかりました。

  ラックストロー・ダウンズ

  ジョン・ムーア


<前   次>

徳島県立近代美術館2006