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こわれたかめ じゃんばてぃすとぐるーずのげんがによる こわれた甕[ジャン=バティスト・グルーズの原画による]
この象徴的な絵画は、よくいわれているように、「失われた無邪気さ」を暗示していると読みとってよいであろう。本作の画面には、モデルの女性が腕に掛けている壊れた甕、女性の驚きの表情、夢見がちの目つき、やや乱れ気味の衣服、そしてライオンの噴水まで、全ての細部に二重の意味がこめられており、暗示的なムードがただよっている。グルーズはこの作品の制作を通して、18世紀に特有の時代精神−感受性のイメージを描き出しているといえるだろう。この時代は放縦的傾向が強いが、それはこの作品からも感じ取れるように情熱的な色合いを放っている。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)
カテゴリー:作品
素描とは?【 美術用語 】 紙などの表面に、人物・風景などを、単色の線で描き出したもの。陰影や色彩がつけられる場合もあるが、主体は線描である。用具としては、チョーク、クレヨン、木炭、メタル・ポイント・ペン・鉛筆などがある。制作の目的ないし動機により、クロッキー,スケッチ、エスキース,下絵、エボーシュ、カルトン,エテュードなどの名称で呼ばれるが、いずれにせよ本来絵画や図案を描くといった創作のための予備的、準備的段階の産物であり、ギリシア・ローマの時代から言い続けられてきたように、建築、彫刻、絵画をはじめ工芸類を含むあらゆる造形の基礎となるものである。造形教育の手段としてもその効用は認められている。しかし、近代ではその特有の芸術的価値が認識され、素描自体を目的とする作品が現われて、独立した絵画の一分野としてみなされるようになっている。20世紀のものでは、瀟洒さと的確さで知られるマチスや、ゆるぎない形と創意に満ちたピカソのものが有名である。なお、素描とドローイングなどにはニュアンスの相違があるが、普通はフランス語のデッサンとほぼ同義に用いられている。 |
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