ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


石鹸の道d)行為の断片”標的”



石鹸「モンサヴォン」(ジャン・カルリュと共作)



石膏のトルソと花



雪舟坐像



雪中孤鹿、雨中曳牛



雪中芭蕉図



雪後



背中を見せた女



せのひくいおれんじはまんなかあたり



蝉丸



セリュジェ



『セルフポートレート』



セルフポートレート



千秋万歳図



センストレム



「宣誓」に着手した時の3つの手の習作



板を支える両手、3パターンの下向きの手、2つのその他の手の習作



「宣誓」の為の2つの手の習作、前腕を持ち上げている人物の右側部分、4つの足の習作



センターピース



センターピース、あるいは燭台


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●もくじのさくいん

    

    

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 作家(1701)

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しつむしつのるい18せい ふらんそわじぇらーるのげんがによる

執務室のルイ18世[フランソワ・ジェラールの原画による]


作家名:アレクシス=フランソワ・ジラール
制作年:1827年彫版
技 法:ビュラン
ルイ18世がここに描かれている。彼はパリ、チュイルリー宮殿の中にある王の執務室に坐っている。この絵は彼が、1793年にギロチンにかけられた兄ルイ16世の遺言について瞑想しているところを描いたもの。実際には、《資料を手にする18世》という題名である。王が座った前の机は、彼の配所から持ち帰ったものらしい。そして、この机を使って、サントゥエンで、1814年5月2日、パリにもどる前夜、自由と立憲による政府の形態の承認の公文書を作成したと思われる。この文書が後にシャルト(憲章)といわれるものである。ジェラールの絵は、1824年のサロンに出品されているが、これはクラオンの城に保存されて、ボーヴォーの皇子たちのコレクションに入れられている。ここに展示されている版画は1827年のサロンに描かれたものである。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006