ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


版画集〈壁〉5. 壁の前のダンス



版画集〈壁〉6. 口ひげを生やした人のいる壁



版画集〈壁〉7. 人間と壁



版画集〈壁〉8. 壁の前で用を足す人たち



版画集〈壁〉9. 壁と旅人たち



版画集〈壁〉10. 壁の前で用を足す犬



版画集〈壁〉11. 壁と横たわる人



版画集〈壁〉12. 壁と告示



版画集〈壁〉13. はげ落ちた壁



版画集〈詩畫集 蟻のいる顔〉3. ピケの残像



版画集〈博物誌〉25.夫婦のダイヤモンド



版画集〈マルドロールの歌〉4



版画集〈マルドロールの歌〉5



版画集〈マルドロールの歌〉18



版画集〈モニュメント・タバコ〉I



版画集〈リルケ『マルテの手記』より:一行の詩のためには…〉17. 愛にみちた多くの夜の回想



〈版画集〉1



〈版画集〉2



〈版画集〉3



〈版画集〉4


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●もくじのさくいん

    

    

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 作家(1701)

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しつむしつのるい18せい ふらんそわじぇらーるのげんがによる

執務室のルイ18世[フランソワ・ジェラールの原画による]


作家名:アレクシス=フランソワ・ジラール
制作年:1827年彫版
技 法:ビュラン
ルイ18世がここに描かれている。彼はパリ、チュイルリー宮殿の中にある王の執務室に坐っている。この絵は彼が、1793年にギロチンにかけられた兄ルイ16世の遺言について瞑想しているところを描いたもの。実際には、《資料を手にする18世》という題名である。王が座った前の机は、彼の配所から持ち帰ったものらしい。そして、この机を使って、サントゥエンで、1814年5月2日、パリにもどる前夜、自由と立憲による政府の形態の承認の公文書を作成したと思われる。この文書が後にシャルト(憲章)といわれるものである。ジェラールの絵は、1824年のサロンに出品されているが、これはクラオンの城に保存されて、ボーヴォーの皇子たちのコレクションに入れられている。ここに展示されている版画は1827年のサロンに描かれたものである。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)


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徳島県立近代美術館2006