![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
せなかをみせたおんな 背中を見せた女
41〜45をふくむ6枚の銅版画は、ドラクロワの生前には未発表であった。美術史家で画家、彫版家でもあったフレデリック・ヴィヨ(1809−75)は、ドラクロワとの共同制作も行ったことがあるほどドラクロワと親しかったが、この親友がこれらの未発表作品の銅版を保存していた。そしてドラクロワの死後、1865年になって、これらの6枚が1セットとして発売された。このセットの表紙にもドラクロワの銅版画が刷り込まれている。ドラクロワがエッチングによる彫版の技法を知ったのは、ヴィヨによるところが大きい。初期においては、この二人の共同作業によって版が制作されたこともしばしばである。しかし1832年以降の作品においては、ドラクロワのみの手による彫版が行われるようになった。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)
カテゴリー:作品
エステスとは?【 作家名 】 1932年アメリカに生まれる。1952−56年、シカゴ美術研究所で学ぶ。ニューヨーク市およびメイン州在住。エステスはフォトリアリズムの画家として世界的に知られているが、その都市風景は実際には複数の写真の組合せに基づいており、しかもこれに大きく変更が加えられることも多い。マンハッタン風景の数々はよく知られているが、ヨーロッパの都市、たとえばパリ、ヴェニス、バルセロナ、ローマ、ロンドン、フィレンツェなどを描いた大作もある。日本では東京や広島も取り上げている。(「アメリカン・リアリズム」図録 1992年) |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||