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おくだ げんそう

奥田元宋

1912年広島県双三郡に生まれる。1931年日彰館中学校卒業後、上京し、児玉希望に師事。1936年文展初入選し、翌年小説『春琴抄』に画題を得た《盲目と花》が特選となる。1949年《待月》が特選受賞。1950年日月社結成に参加し、61年の解散まで出品する。1958年新日展発足と同時に会員となり、62年新日展出品の《盤梯》で文部大臣賞を受賞。同年、同作品が日本芸術院賞受賞、73年日本芸術院会員となる。1982年文化功労者に、84年文化勲章を受章。《秋嶽晩照》《青山白雲》等、山水画において幽玄の世界をにじみこませ、象徴神秘の境地を築いている。(「THE HIROSHIMA 広島市現代美術館所蔵作品による」図録 1991年)


カテゴリー:作家
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木版画とは?【 美術用語 】

木を版材とする版画で、ふつう凸版として利用する。版画としては最も古い歴史を持っており、中国では7世紀、日本では8世紀、また西欧では15世紀初頭まで遡ることができる。縦換きした版木を使う板目木版と、輪切りして得られる木口を使う木口木版がある。板目木版の版材には、桜、桂、朴などの広葉樹種が、堅さも組織も一定しているため適している。木目が平行しているものを柾目、平行していないものを板目というが、ともに板目木版である。彫刻刀を用いて版をつくるが、最近は、電動のこぎりで切断した形象を使ったり、伝統的な凸版技法に凹版技法をとり入れるなど表現の可能性を広げている。木口木版は、黄楊や椿のように年輪のしまった均質な密度を持つ堅い木を版木に使う。回転させながら彫刻ができるクッサン(レザー・パット)の上に版木を置いて、ビュランで彫刻する。印刷は、板目木版より強い圧力を必要とする。

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